内容説明
牧場の池にあつい氷がはりました。グレイラビットたちは、おべんとうをもって、スケートにでかけ、1日たのしく遊びました。でも、家に帰ってみると、足あとだらけ。なにものかに用意しておいたごちそうがあらされています!るす中に、いったいなにがおきたのでしょう?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほりん
24
優しくて働き者のグレイラビットと、大うさぎのヘア、りすのスクィレルの物語。三びきは牧場のスケート場へ、グレイラビットの作ったお弁当を持って出かけた。森のなかまたちと滑ったり、みんなでお弁当を食べたり、楽しく過ごしたが…。三びきの他にも、まじめな牛乳屋のはりねずみヘッジホッグや、親切なもぐらのモールディ氏など、個性的な仲間がたくさん登場する。柔らかくて暖かい絵も印象的。巻末に作者のアトリーと画家のテンペストの二人が、寄り添って微笑んでいる写真が載っている。2022/02/15
遠い日
12
リトル・グレイラビットのシリーズ。森の外れの小さな家に住む、リトル・グレイラビットとヘア、りすのスクィレルの暮らし。冬の楽しみ、スケートを一日堪能した彼らの受難。晩ごはんの用意をしたのが仇になったという皮肉。3匹それぞれの個性も興味深く、これからどんなできごとが重ねられていくのか、わくわく。巻末の登場人物(みんな動物だけれど)の紹介も嬉しい。2016/01/12
pocco@灯れ松明の火
7
アリソンアトリー:グレイラビット達がスケートへお出かけしてたら、家に>>読友さんの言うとおり、素敵な絵物語。これは8巻の一作目。読み続けてみよう!2011/11/06
ヴェルナーの日記
4
原題は「スクィレルスケートにいく」ですが、翻訳名は「森の友だちとごちそうどろぼう」となって、翻訳家の箕浦万里子氏の本作に対する思いを感じます。 アトリーは、どちらかといえば遅咲きの作家ですが、作品数は多く毎年のように本を出版しています。 本作の「森の友だちとごちそうどろぼう」は、シリーズの5作目のお話になるのですが、ここから、毎年のようにクリスマスシーズンに出版されていくようになりました。 当時のイギリスの子供たちは、このシリーズをクリスマスの到来ととも楽しみにしていました。2012/11/18