Luna park books<br> 金曜日の砂糖ちゃん

個数:

Luna park books
金曜日の砂糖ちゃん

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年04月25日 21時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 61p
  • 商品コード 9784039652409
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0793

出版社内容情報

子どもがひとりでいる時間を幻想とリアリズムの狭間で描いた短篇集。「金曜日の砂糖ちゃん」と呼ばれている女の子の話など3篇。

ブラチスラバ世界絵本原画展・金牌

著者等紹介

酒井駒子[サカイコマコ]
1966年、兵庫県に生まれる。東京芸術大学美術学部卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

394
3つの作品を収める掌編絵本。抒情詩の世界である。酒井駒子さんのクールな絵が冴える。絵本だが、どうやら大人向き。漢字にルビはないし、「御執心」などという言葉も。さて、最初の表題作はカマキリの表現が秀逸。次の「草のオルガン」は、芥川の短篇に触発されたか。もっとも、「ぼくはヘビにもあいたかったとおもいました」はオリジナル。最後の「夜と夜のあいだに」の女の子が玄関のドアを開けた瞬間の絵は戦慄もの。幕切れの1文も夜の果てに向かうよう。2023/07/16

やすらぎ🍀

199
包まれる愛。喜び合う仲間。舞い上がる希望。その影に隠れる切なさや寂しさ。幻想を求め続けていたい。こんな世界があったんだ。音が出なくてもいい。そこにピアノがあれば。感じ合い、誰かがそこに居てくれれば。もう少し、あと少しでも、このときを感じていたいから。…知っている。踏み出すと、この世界には戻ってこられないことを。知っている。その扉を開けると、守ってくれる人が失われていくことを。みんなの吐息が聴こえてくる。暖かな午後のひととき、今日だけは眠り続けていたい。目を閉じたまま。明日がやって来ることは知っているから。2022/01/03

風眠

172
子どもが見ている白昼夢のような、それとも大人が見ている夜の夢のような。そんなフワフワした頼りなげなイメージが漂う絵本。昼間の明るい太陽よりは、夜の闇にほんの少し溶ける月の明かりに似合う。酒井駒子さんの絵には、かわいいだけじゃない、色っぽさとか、背徳的とか、子供の頃は持て余していた気持ちがあるように思う。ノスタルジックで幻想的で、何か重大なことが起こりそうな、起こらなそうな・・・そんな子どもの世界へと誘われる『金曜日の砂糖ちゃん』『草のオルガン』そして『夜と夜のあいだに』の極上の3編収録。2013/07/11

165
小さなサイズの、大人向けの絵本。3つの話のうち個人的には男の子が主人公の「草のオルガン」に一番感情移入できたし好きな物語だった。「金曜日の砂糖ちゃん」は表紙になってる絵の女の子が主人公で愛らしく、「夜と夜のあいだに」はそのせつなさと怖さに、主人公の少女の背景とか家族のことをものすごく想像させられる。内容的にもダークで少し物悲しいムードが漂うが、読む時の状況によって捉え方や視点が変わりそうだ。そういう意味で何度も読み返してみたいし、酒井駒子さんの絵のふんわりした優しさと全体的に黒っぽい色使いが魅力的な作品。2014/04/06

♪みどりpiyopiyo♪

150
「あたたかで気持ちのよい午後です。女の子がひとり眠っています。」■これね、詩集だと思うの。美しく愛くるしい絵本なんだけど、絵本なんだけど、息をのむような芳醇な幻想詩集。■酒井さんは、子どもの世界を大切に大切に描きます。子どもが一人でいる時間の、光と薄闇、夢と現、あちらとこちら。■歌人の穂村弘さんは『ぼくの宝物絵本』で「どの話にも闇と光の濃密な匂いが感じられる。正確には闇の深さに触ることで生の光が生まれているのだ。」と書いてます。■心の奥にそっとしまっておきたい 大好きな小さな宝物絵本です♡2016/09/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/568593
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。