開化奇譚集 明治伏魔殿

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開化奇譚集 明治伏魔殿

  • 著者名:野口武彦【著】
  • 価格 ¥2,189(本体¥1,990)
  • 特価 ¥1,532(本体¥1,393)
  • 講談社(2022/02発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065269664

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内容説明

歴史の大きな変わり目には、社会は流動化し、人間関係にも平時には起こりえず、想像もつかない変動が生じる。そんなときにひょっこり生まれる人びとの予想外の取り合わせは、貴重な“歴史の偶然”として現出するが、多くの場合たちまち短命に消え失せてしまい、人びとに記憶されず、ましてや記録として書き残されることもない。わたし筆者(わたし)がこれから書こうとしている物語は、ことによったら歴史の流れを異なる水路に導いたかもしれないひとつのエピソードである(「明治天皇の馭者」より)。
文明とは、ある可能性の粉砕であり、開化とは、挫折した夢と怨みの上に咲いた花である。新時代の到来に必然はない。ありえたかもしれない未来と希望のもつれを解きほぐす、5つのネオフィクションの試みが見せる光景とは?

目次

崩し将棋
明治天皇の馭者
巷説銀座煉瓦街
陰刻銅版画師
粟田口の女

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