出版社内容情報
羊飼いにやとわれた、貧しい家の息子イワーヌシカ。意地悪をする主人たちに、不思議な笛をふいて見事に仕返しをします。 小学校中学年から一般むき
内容説明
イワーヌシカのふく笛は、ふしぎな笛です。かなしい曲をふけば、みんなはなみだをぽろぽろながし、おどりの曲をふけば、がまんできずにおどりだしてしまうのでした。遠くの村にやってきて、いじわるな主人にひつじかいとしてやとわれた、小さなイワーヌシカ。ロシアに古くから伝わるお話です。子どもから大人まで。
著者等紹介
ブラートフ，ミハイル［ブラートフ，ミハイル］［Булатов，Михаил］
１９１３年にロシアのモスクワ州で生まれる。新聞社・ラジオ局で働いた後、１９３５年からロシアや旧ソ連諸共和国の児童向きフォークロアの採集や研究、昔話の再話を始めた。昔話集や絵本など多くの著書を手がけている。１９６３年没
松谷さやか［マツヤサヤカ］
１９３７年に東京に生まれる。早稲田大学大学院露文科修士課程修了。児童図書の編集を経て、ロシア児童文学の翻訳・研究に携わる
ワシーリエフ，ワレーリー［ワシーリエフ，ワレーリー］［Васильев，Валерий］
１９４９年にロシアのカザン市に生まれる。モスクワ美術・工芸大学卒業後、雑誌や単行本のイラストレーションで活躍を始める。ロシア、ヨーロッパ各国の美術展での入賞歴のほか、９０年代からはアメリカやドイツなど海外での出版活動が目立つ
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感想・レビュー
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紅生姜
6
小さな賢い子どもがずるがしこい大人をこらしめるお話は、実に痛快で面白い。子どもをだまそうなんて、きっと大人には無理な話。踊る動物たちがまた愉快で、こんな笛があったら何事も自由自在だなと思った。2018/02/12
ochatomo
4
【再読】 世界のお話傑作選シリーズ 2001刊2019/01/18
ochatomo
1
楽し過ぎ！ ワシーリエフ氏の絵が盛り上げる 2001刊2018/04/25
きゆやすか
0
これも読み聞かせおすすめリストの本。2011/06/09
Ｋ
0
(2001)クイズラリー問題本。ロシアらしい、悪人ぞろい。イワヌーシカもたいがいな感じがする。しかし笛吹きって不気味な話が多い気がする。なんでこの本選んだんだろうか？ブラートフは聞き覚えがある。2021/04/10
