偕成社文庫<br> 新十津川物語〈3〉石狩に立つ虹

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偕成社文庫
新十津川物語〈3〉石狩に立つ虹

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  • サイズ B40判/ページ数 277p/高さ 18X12cm
  • 商品コード 9784038507205
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

ようやく生活も安定したやさき,日露戦争が始まり,豊太郎のもとへ召集令状が舞い込む。懸命に一家をささえるフキ。   中学生から

内容説明

日露戦争がはじまった明治37年の秋は、稲づくりもうまくいき、一家の生活は、ようやく安定するかにみえた。だが、ある晩豊太郎に召集令状が届く。北海道開拓のルーツを探る大河小説、第3巻。産経児童出版文化賞大賞、日本児童文学者協会賞、路傍の石文学賞受賞。中学以上向。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

toko

1
読書会に向け再読。新十津川物語第3巻。日露戦争が終わり、フキの夫たちが北海道へ帰ってくるところから始まる。戦場での様子も語られる。フキの娘あやも、フキが北海道に来た歳になった。父への思い、母への思いが思春期の心で揺れ動く。のちの彼女の人生を思うと切ない。それにしても、昔の子どもたちは、家族の一員としてほんとによく働いている。 児童文学として選び抜かれた言葉や表現が、その風景を読者に想い描かせる。人々の暮らしが、想いが胸を打つ。生き抜いていくということ。大人たちの姿、子どもたちの様子に涙がこぼれる。2017/04/13

watausa

1
前田恭之助が私は好きです。愛おしい。2011/12/28

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