出版社内容情報
人買いのためにひき離された母と姉弟の受難を通して犠牲の意味を問う「山椒太夫」のほか「高瀬舟」 「阿部一族」 「金貨」など5編収録。 中学生から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
16
絵本、紙芝居で馴染んでいる「山椒大夫」の原作がどの様であったか、興味を持って手にした本ですが、読み進むにつれて、児童書とは思えない重さに驚いてしまいました。 安楽死をテーマとした、「高瀬舟」は、かつて教科書にあったように思うのですが、その後に来るのは、殉死や切腹という生々しい描写が繰り返される作品たち。 今の子どもたちには刺激の多いものばかり。 森鴎外の硬派を痛感する一冊でした。2020/03/27
まっすー
1
52020/06/21
航輝
0
小説・物語
ゆん
0
J2A読書記録1999/10/21
かしこ
0
鴎外の書く登場人物は仕事に一途な人が多い2018/06/16
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- 宇宙に生命を探る 〈上〉