出版社内容情報
中学生から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほりん
19
子供のころからの愛読書。読友さんから「おじ様目線で」読むとまた別の楽しみがあると教えてもらったので,今回はおじ様目線で再読。おじ様は,最初の頃はジュディの手紙を読んで大笑いし,後には,やきもきジタバタしただろうなと思ったら,可笑しくてたまらなくなった。昔も今も,この小説は私にとって最高のラブストーリーだ。また,18年間を孤児院で過ごした少女が,大学で多くの友人と出会い,広い世界を知って,成長していく物語でもある。毎日,一瞬一瞬を楽しみ,想像力豊かに生きていくこと。この本を読むといつでも元気をもらえる。2014/02/17
ぽけっとももんが
10
先日読んだ「架空の犬と嘘をつく猫」で一度だけ言及されていたので、どうしても読み返したくなった。何度読んだかわからないけれども、何度読んでも楽しい。これはもう100年前のアメリカのお話、でもまだ婦人参政権はないし、孤児院では孤児たちに人権はない。とはいえ彼らにはきちんと衣食住を与えられ、愛はなくとも義務感だけはあったようだ。これらの本の短い註釈でシフォンだのモスリンだの、チョコファッジだのを想像していたあの頃は、すぐ調べられないから心の中にたくさん知りたいことが溜まっていた。あれはやっぱり特別な気持ちだ。2019/03/16
りんご。
8
借本。 何気に出版社は違うけど、再読。 大学生活ってこんなにフレッシュなら体験してみたいなと思えた。 続あしながおじさんなんてあるんだね。 初めて知った。2021/05/08
Gaooo
5
何度読んでも、むしろ読むごとにジュディが愛しくなる。明るくて想像力豊かで賢い女の子。陽気な手紙に見え隠れする彼女の哀しみには、胸がしめつけられて親のような気持ちになったりする。あしながおじさんの正体がわかってから読むと、恋物語としてもニヤけながら楽しめるし、本当に名作だと改めて思う2018/05/26
アイス
2
この本と同じではないけれど、偕成社の少女名作シリーズのあしながおじさんは思い出の一冊だ。小学生の頃、父に買ってもらって、何度も何度も繰り返し読んだ。もう、手元にはないけれど、大好きな本だった。2024/05/07