アルセーヌ=ルパン全集 〈17〉 バーネット探偵社 矢野浩三郎

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アルセーヌ=ルパン全集 〈17〉 バーネット探偵社 矢野浩三郎

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  • サイズ B6判/ページ数 275p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784038151705
  • NDC分類 K953
  • Cコード C8397

出版社内容情報

パリのどまん中で私立探偵社を開業したバーネットはじつはルパンだった。難事件をつぎつぎに解明していくユーモア探偵小説。   中学生から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かもめ通信

25
「古今東西、名探偵を読もう」というネット読書会に参加すべく、久々の再読!<調査無料>の看板を掲げたバーネット探偵社。「いずれも匿名を希望している多くの篤志家から出資を受けている」というのだが、どうやら独特の方法でしっかり報酬を得ているようで……。アルセーヌ・ルパンシリーズの連作短篇集。2017/01/17

kaizen@名古屋de朝活読書会

15
ルパンが、バーネット探偵社をやっていた頃の話。 相談、調査が無料で、どうやって金儲けしているのか。 相談者(コンサルタント)の仕事の仕方の基本が分かる。 相手の弱みにつけ込むのではなく、 あくまでも問題を除去することによって稼ぐ。 うまい。 調査は無料なのに、なぜ商売が成り立つのか。 世の中の仕組みの中で、不正、公開できないもの、公開できないこと、 をお金に換える巧みな技を知ることができる。 用意周到な準備や、準備のために必要な情報をどうやって正確に知ることができるのだろう。 本書では、怪盗はバー2013/04/18

ソルト佐藤

11
「mystery classics」でいくつかがコミカライズかされていて、面白かったので読んでみる。これがなかなか面白い。特にバーネット(ルパン)とベシュ刑事の腐れ縁コンビがまた(笑 借りを作りたいけど、ぜんぜん、解決できないベシュ刑事が毎回バーネットに協力してもらうしかないお馴染みの展開が楽しい。お馴染みといえば、事件の解決だけではなく、料金無料のバーネットが、どうやって、上前をはねるかというルパン的盗みが同時変更に進んでいる。終わっている事件に対しての探偵と、これから起こる盗みの怪盗行為。2024/05/03

akane

9
子供の頃取っていた「学研の科学」にこの短編が載っていて、当時から大好きだった。物語の最後には必ず悪人がジムに成敗されるので、犯人捜しはもちろん痛快さが何より楽しかった。久しぶりに読んで驚いたのは、意外にも経済絡みの話が多いということ。ジムが悪党からちゃっかり金銭を巻き上げる方法は、人の心理の先を読んで、自然に自分の懐に入ってくるよう仕向けるもので面白い。他にも遺言、遺産、破産、ギャンブルの掛金、投資、株券、受領書と、経済に関する話が続々出てくる。悪党叩きや謎解きだけではなく、金銭が絡んだスリルも味わえる。2019/02/07

カザリ

4
こういう謎解きものを読んでいると、自分がミステリよりではないことを思い知らされる。笑。狙ってるんだろうなあ、うまいなあと、とは思うけれど、面白く感じるかとそうでなはいという。よくできているとは思うが。。2012/12/29

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