出版社内容情報
遺産をめぐる争いの中でつぎつぎにおこる殺人事件。ルパンもまた、悪知恵にたけた犯人によって監禁され、窮地に立たされる?。 中学生から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
訪問者
3
最後の飛行機による追跡劇は当時の最先端だろう。そしてこの作品でルブランはルパンを引退させている。おそらくこれが最後の作品のつもりだったのではないか。2016/09/07
たかし
1
多額の遺産相続をめぐる連続殺人事件の下巻。久しぶりにルパンが主役をやる話なのでわりと序盤は面白かったのだけど,終盤になって唐突に真犯人が出てくるのはどうかと思う。序盤か中盤までに出してほしいものだ。で,モーリタニア征服話は規模が大きすぎるというか,なんというか。巻末の解説で,いつもフラれているルパンが珍しく結ばれる的なことを書いているが,そんなフラれてないだろ。クラリスとかドロレスにフラれているだけで,レイモンドとかソニアとはうまくいったやんけ。相思相愛になっても女側が大人の事情で死別するんだけどね。2018/09/21
ヨッシー
1
割とミステリ色の強い好作。この全集の訳はなかなかいい。
(^-^)v
0
-B2009/07/25
ローリングころころ
0
「…コペルニクスの資本論と、今日が2011年5月20日金曜日であることと、この私が音楽家であることとは、どうやら、何の関係も無いらしい…」アルセーヌ・ルパン・コンサートの第3部は、そんなルパンの語りと共に、この曲から始まったhttp://www.youtube.com/watch?v=0_ipXLUfpgg&sns=em2011/05/20