出版社内容情報
物語は中国の殷の時代。商王朝31代目の紂王の悪行に立ち上がった武王率いる周軍と紂王率いる商軍。封神演義第2巻。
許 仲琳[キョチュウリン]
著・文・その他
渡辺仙州[ワタナベセンシュウ]
編集/翻訳
佐竹美保[サタケミホ]
イラスト
内容説明
今から三千年前の商の時代。文王亡きあとの周を受けついだ武王は仙界からおくられた姜子牙を丞相とし、また、あらたに仙界からすぐれた道士〓〓(なた)、楊〓(せん)を迎える。商の大将軍とうたわれた黄飛虎も味方に加わり、つぎつぎに攻めてくる商軍から、西岐城を守りとおす。商軍ではついに、聞仲太師が討伐隊を指揮することになった。天命は商にあるのか、それとも周に…。古代中国を舞台にした戦記ファンタジー。小学校高学年から。
著者等紹介
渡辺仙州[ワタナベセンシュウ]
1975年、東京に生まれる。小中学生時代を北京ですごす。同志社大学大学院工学研究科を経て、京都大学大学院工学研究科博士後期課程満期退学。日本地下水学会会員。中国河南省在住。河南農業大学で日本語教師を勤める
佐竹美保[サタケミホ]
1975年、富山県に生まれる。デザイン科を卒業後、上京。SFファンタジーの分野で多数の作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みけのすずね
2
西岐にやって来る商軍と戦う姜子牙(太公望)と仲間たち。皆強敵だが、やっかいな宝貝を持つ魔家四兄弟、太公望に悪巧みする申公豹、紂王の右腕聞仲、果ては十道人まで出てきて仙人たちと戦う。ナタとヨウセンは太公望のもとで大活躍で、こういうキャラクターは昔から人気だったのだろうなあと思う。元始天尊の次に、実は白鶴が強かったりする。2019/10/20
起死回生の一冊を求めて
0
仙人たちが出てきて戦い始めてくるとちょっとマンネリな感じになりますが、それでも面白い。個人的に三つ目のヨウセン(漢字変換できない泣)が好き。次巻へ!2023/12/06