彼方の光

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  • サイズ 46判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784037447908
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

 少年と老人は、無事カナダにたどりつけるのか――最初から最後まで、はらはらしどおしのストーリーで、一気に読んでしまいます。
 ハリソンにむりやり連れてこられた少年サミュエル。最初のうちは、おびえているばかりで、足手まといになっていますが、しだいにハリソンの体を案じるまでになり、ハリソンが病に倒れてからは、必死に守ろうとします。
 ハリソンも魅力的なキャラクターで、怒りっぽくて、サミュエルがあれこれ尋ねると、「うるさい。寝てろ」などというのですが、奴隷として生まれた自分たちの人生について、自分の過去について、ぽつりぽつりと語ります。ときに皮肉っぽく、ときに感情的に語るハリソンの言葉には、自分たちも人間であるという思いがこもっています。
 この作品には、地下鉄道と称される黒人奴隷の逃亡に手を貸した人々に助けられながら命がけで逃げた奴隷の思いが丁寧に描かれています。
 さまざまな資料から得た実話を下敷きにしているため、リアリティーがあり、感動的です。
 人の命について、人が平等に生きるということについて、深く考えさせられる作品です。

内容説明

実話をもとに描かれる、一気読みの逃亡劇。黒人奴隷の少年サミュエルは、年老いたハリソンから、カナダへの逃亡を告げられる。親代わりのハリソンを一人で行かせるわけにはいかず、サミュエルはハリソンとともに北をめざす。自由になるための、終わりなき旅がはじまる。自由を求めた二人の息をもつかせぬ物語。

著者等紹介

ピアソル,シェリー[ピアソル,シェリー] [Pearsall,Shelley]
中等学校の教師、オハイオ州の体験型野外歴史博物館の学芸員を経て、現在はオハイオ州の自宅で文筆業に専念。独立戦争時代の難破船調査、バージニア州の野外博物館で18世紀の遊びの再現、歴史的建造物でのサマーキャンプの監督、五大湖の鉱石運搬船にまつわる伝説の語りなど、歴史にかかわるユニークな仕事をしてきた。処女作である本書『Trouble Dont Last』で歴史小説に贈られる「スコット・オデール賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

85
YA。逃亡奴隷の物語。1859年のケンタッキー州が舞台。11歳の少年奴隷サミュエルは、老人奴隷ハリソンに連れられて農場から逃げ出す。森を抜け川を渡り汽車に乗ってカナダを目指す。ハリソンに強引に連れ出されたサミュエルは最初、ただ怯え震えるばかりだった。闇と追跡者に怯えながらハリソンと旅を続ける中で、なぜ今逃亡しなければならなかったのか理由が分かる。ハリソンの思いはとても強かった。ハリソンが肺炎で倒れたとき、自由黒人に出会ったサミュエルは大きく成長した▽事実を取材し多くのエピソードを繋げた物語。逃亡劇。2022/07/26

とよぽん

68
児童書だが、大人にも読んでほしい。アメリカが黒人奴隷を合法的に認めていた時代の実話をもとにした物語。逃亡を助ける「地下鉄道」と呼ばれる組織があったなんて、知らなかった。そこには黒人も白人もいた。皆、命がけだ。最後の最後までハラハラする場面があったが、この本を読むことができて良かった。サミュエル、万歳‼2021/03/03

はる

66
良質の物語。黒人奴隷の少年サミュエルは、冷酷な白人の主人からひどい仕打ちを受けていた。そんなある日、一緒に暮らす年老いた黒人ハリソンから、カナダへの逃亡を告げられる。サミュエルはハリソンとともに北をめざすが…。白人たちの容赦のない暴力と雑言…人間として扱われない黒人たちの当時の状況があまりに悲しい。この主人だけが特別に冷酷ではないのだ…。常にハラハラドキドキの旅の中で、ハリソンが逃亡した意外な理由が明らかになる。終始苦しい展開だったけれど、ラストは素晴らしかった。2021/02/08

けろりん

61
南北戦争前夜の1959年、ケンタッキー州の農場主の奴隷、11歳のサミュエルは、不始末をして、夕食を抜かれ、粗末な寝床の毛布まで奪われ、ひもじさと寒さで眠れぬ夜を過ごしていました。そこに親代わりの老奴隷ハリソンがやって来、彼を連れ出します。長年の過酷な労働と虐待で弱った老人と、不満たらたらな少年の逃避行は、数多の苦難に遭いながら、思いがけない人々の協力を得て、ヨルダン川を渡り、北のカナディーへと歩を進めます。逃亡奴隷を支援した「地下鉄道」に取材した、人間の自由と尊厳を問う作者渾身の傑作です。2021/06/17

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

23
1859年に奴隷州のケンタッキーから自由州のオハイオへと逃亡する11歳と70歳の奴隷の物語。原題は「Trouble don't last」。まさに逃げおおせたからこその言葉。黒人白人を問わず逃亡を手助けする人がいたこと、黒人解放の機運が高まっている時代だからか。11歳のサミュエルを逃亡に連れ出したハリソンは十二分に頼もしいのに、最後まで不安をぬぐいきれないサミュエルに奴隷としての絶望の深さを感じさせられました。黒人奴隷が聖書を心の支えにすることに、所詮は白人から与えられたものではないのかとちょっとモヤる。2021/04/29

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