出版社内容情報
『アラビアン・ナイト』を、斉藤洋の語りでおくる新シリーズ第2弾。魔法のランプを手に入れたアラジンと、アラジンをつけねらう魔法使い兄弟との運命のたたかいを描く。
内容説明
魔法のランプを手に入れたアラジンとアラジンをつけねらう魔法使いの兄弟。バドル・アル・ブズル姫とランプをめぐって展開する運命のたたかい。小学上級から。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
昭和27年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。亜細亜大学教授。昭和61年、『ルドルフとイッパイアッテナ』により講談社児童文学新人賞を受賞。昭和63年、続編『ルドルフともだちひとりだち』(講談社)により野間児童文芸新人賞を受賞。平成3年、路傍の石幼少年文学賞を受賞
一徳[イットク]
昭和46年、東京都生まれ。イラストレーター。専門学校でグラフィックデザインを学び、ゲーム会社で7年間のデザイナー勤務を経てフリーランスに。キャラクターデザインやカードアート、“Magic The Gathering”(Wizards of the Coast社)のコンセプトアートにも参加するなど、ファンタジーアートを中心に活動を展開している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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tomatobook
5
楽しい冒険譚。なんとなく知っているようで知らなかったアラジンと魔法のランプ。遊び呆けてランプに頼ってばかりでどーしょもないな!と思っていたけれど、作りかけの窓や商売の話で国王を感心させたり、〝そなたには人殺しはさせない〟という姫へのセリフ、母親を最後まで大切にし、国王になって立派に国を治める手腕、アラジンはランプの主として選ばれたのも頷ける。2019/01/13
ビシャカナ
0
初めてまともにアラジンと魔法のランプを通して読んだ。アラジンの機転の良さは斉藤洋の主人公らしい物分りの良さに通じるものがある。意外なのはアラジンのお母さんが大活躍すること、庶民的でいい味出してる。美しいお姫様もやる時はやる、えげつないぐらい。しかし悪い魔法使いが小物過ぎてあんまり悪い印象がない、むしろアラジンのほうが悪どい、魔法使い倒すのに睡眠薬で眠らせてナイフで刺すって…。さすが原作は大人の寝物語だけあってちらほらとアダルティなところもある。2015/09/18
monotane
0
なんなりとご用をお申しつけください! あなたのしもべが参上しました!2012/12/19
saori
0
とちゅう、まほうのランプを、わるいまほうつかいにぬすまれてしまったとき、どうなるかとおもったけど、ゆびわがあってよかった。まさか、さいごに、まほうつかいの、おとうとが、でてくるのは、おもいもしなかった。2012/06/23
ソーナノ
0
シリーズ22009/11/04