サリーおばさんとの一週間

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784037445706
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

内容説明

サリーおばさんと一週間を過ごすことになったアンダソン家の三人姉弟メリッサ、アマンダ、フランク。三人はサリーおばさんの語るほんとかうそかわからぬ不思議な話にひきこまれていく。やがて、その不思議な話はじつは作り話ではなくお父さんたちが小さかった時のアンダソン家の物語であることがわかってくる。なぜお父さんがサリーおばさんに冷たいかその理由も…。小学4・5年生から。

著者等紹介

北條文緒[ホウジョウフミオ]
1935年東京に生まれる。1958年東京女子大学文学部英米文学科卒業。1961年一橋大学大学院社会学部研究科修士課程修了。東京女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダリア

3
原題と比較して日本語タイトルの方が私は好きだ。ベビーシッターの急病で、父と不仲のサリーおばさんが子供たちの面倒をみる一週間。このサリーおばさんが子供の扱いを知っているのか単に変わり者なのか。メリーポピンズを思わせる。メリーポピンズの方がもっと辛みがあるけれど。 失ったものは取り戻せない、とか。ルイおじさんは本当にほら吹きだったのか?ほんの少し真実が存在するのか、と思わせるところがある。安直な和解はないけれど、最後のサリーおばさんの絵が希望を感じさせる。 2016/09/17

ダリア

2
こういうおばさんがいたら面白そうと思わせる。人の心の闇の怖さがひたひたと迫ってきて時に怪物が出てきたというわけではないけれどリアルに感じられる。誰の心の中にもあるであろう闇、一度失うと取り返しがつかないという哀しみが印象に残った。 2017/11/18

timeturner

1
サリーおばさんはメリー・ポピンズのように厳しいところはなく、一見甘やかしているように見えるが、実に巧みに子供たちを自分の思う方向に誘導するテクニックはポピンズより上かも。2010/01/19

joyjoy

0
両親の旅行中、シッターに来てくれたサリーおばさん。子どもの頃のバンクーバー島での話、いろいろ。嘘?本当? 嘘の中にも本当がある。インゲンをいろんなやり方で食べてみせるおばさんが楽しい。2018/12/19

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