出版社内容情報
病原菌をしかけた象牙の小箱の罠にはまる「瀕死の探偵」ほか、ドイツの名スパイをつかまえる「最後の挨拶」など下巻4編収録。 小学校高学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さわこ
7
「瀕死の探偵」が面白かった。こんな下宿人がいたらかなり嫌だな、と思いつつも、なんだかんだで引き込まれてしまう。あんまりハドスン夫人に苦労をかけちゃダメだよ。「最後の挨拶」が唐突な気がした。なんか、時代の流れがさびしいなあ…。★★★★☆2014/12/30
N.K
5
「瀕死の探偵」が面白い。今まで何度か大怪我をしてきたホームズだったが、ここまでの事は無かった。どうなってしまうか…などと思っていたら、流石はホームズ。見事な逆転劇を見せてくれました。作中の会話の中ではミスリードや伏線が大量に張られていて、読み返してみると実に綿密であることがわかります。残りは事件簿のみ。名残惜しい。2015/03/22
DK-2084
3
★★★☆☆図書館本2017/08/29
あさねぼう
2
久々に読みましたが、やはり独特の雰囲気があっていいですね。「瀕死の探偵」「最後の挨拶」は、ホームズが変装しただけでほぼ解決してしまい、推理があまり見られないのがやや残念です。「悪魔の足」でホームズとワトソンは毒物の効果を試そうと実験するのですが、効果が想像以上に高く、危うく2人して死にかけてしまいそうになります。ホームズを最も生命の危機に追いやったのは、この回ではないでしょうか。本当に怖いのは人間よりも毒だったりして。2017/10/25
しょこら★
2
短編集。ややぁ、もう最後の最後まで自信過剰の自分勝手。(笑)2011/04/29