出版社内容情報
おれは世界の傷を癒すために、ここにいるんだ
北の大国ザスーンの皇帝となったアレクセイの企てに対抗し、<青の読み手>ノアのもとに、秘術の使い手たちが集まる。
ノアは異変が起きているという隣国に行き、魔王バルバヤーガを呼びだすが、魔界に引きこまれてしまう。バルバヤーガは、世界のすべてを滅ぼす石板のこと、その封印方法についてノアに漏らす。
一方、ラベンヌ王国の女王セシルは政敵の罠にかかり、謹慎の身となる。そこへ助けにきたのは、ひとの言葉をしゃべる白ネズミ・パルメザンであった。
陰謀のうずまくなか、アレクセイは、ラベンヌへ攻め入り王城へ魔弾を撃ちこむ。ノアはアレクセイと対決し、古代の大導師サロモンと裏切者レト、サロモンの書、その真実が明らかになる。
選ばれし者だけが読める魔法の本、サロモンの書をめぐるファンタジー最終巻。
内容説明
世界をほろぼそうとする者たちに対抗し、“青の読み手”ノアのもとには秘術の使い手たちが集まる。一方、ラベンヌの女王セシルは政敵の罠にかかり、謹慎の身となる。それぞれの思惑と、陰謀がうずまくなか、ノアは力のすべてを尽くし、たたかう。『青の読み手』『紅の魔女』『黒の皇子』に続く、一冊の本をめぐる長編ファンタジー最終巻。
著者等紹介
小森香折[コモリカオリ]
東京都に生まれる。『ニコルの塔』でちゅうでん児童文学賞大賞、新美南吉児童文学賞を受賞
平澤朋子[ヒラサワトモコ]
イラストレーター。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業後、児童書の挿絵や絵本など、様々な媒体で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。