青の読み手<br> 紫の女王

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青の読み手
紫の女王

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  • サイズ 46判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784037273804
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

おれは世界の傷を癒すために、ここにいるんだ

北の大国ザスーンの皇帝となったアレクセイの企てに対抗し、<青の読み手>ノアのもとに、秘術の使い手たちが集まる。
ノアは異変が起きているという隣国に行き、魔王バルバヤーガを呼びだすが、魔界に引きこまれてしまう。バルバヤーガは、世界のすべてを滅ぼす石板のこと、その封印方法についてノアに漏らす。

一方、ラベンヌ王国の女王セシルは政敵の罠にかかり、謹慎の身となる。そこへ助けにきたのは、ひとの言葉をしゃべる白ネズミ・パルメザンであった。
陰謀のうずまくなか、アレクセイは、ラベンヌへ攻め入り王城へ魔弾を撃ちこむ。ノアはアレクセイと対決し、古代の大導師サロモンと裏切者レト、サロモンの書、その真実が明らかになる。
選ばれし者だけが読める魔法の本、サロモンの書をめぐるファンタジー最終巻。

内容説明

世界をほろぼそうとする者たちに対抗し、“青の読み手”ノアのもとには秘術の使い手たちが集まる。一方、ラベンヌの女王セシルは政敵の罠にかかり、謹慎の身となる。それぞれの思惑と、陰謀がうずまくなか、ノアは力のすべてを尽くし、たたかう。『青の読み手』『紅の魔女』『黒の皇子』に続く、一冊の本をめぐる長編ファンタジー最終巻。

著者等紹介

小森香折[コモリカオリ]
東京都に生まれる。『ニコルの塔』でちゅうでん児童文学賞大賞、新美南吉児童文学賞を受賞

平澤朋子[ヒラサワトモコ]
イラストレーター。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業後、児童書の挿絵や絵本など、様々な媒体で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

48
【シリーズ4作目】『青の読み手』であるノアの試練と戦いと出会いの旅もいよいよ大詰め。ワクワクとドキドキ、ハラハラの物語も最終巻となってしまった。児童書ならではの読み易さと、ページ数が少ないからか無駄の無いストーリー展開、元々ファンタジー好きの私のど真ん中に突き刺さる良い意味でのベタさが最高だった。かつて軽犯罪で身を立てていた少年の心の成長や仲間を想う気持ち、秘術を使っての緊張の戦闘、そして最後涙してしまった『喋るネズミ』パルメザンとの友情。隅から隅まで大満足のシリーズだった。2024/03/16

ひろんこ

3
これも面白かった。本当に終わったんだ。何かレトとサロモンに違和感があったが…やっぱりサロモンが悪かったんだね。みんなノアを助ける仲間達も凄い人ばかりだった。やっぱり人間の欲って怖いね…。けどハッピーエンドで終わってよかった。本当に面白かった。2024/03/26

よし

1
え、もう最終巻なの?と思ってしまいましたが、ノアのさらなる成長や、パルメザンとの再会、サロモンの書が語ることのできなかったサロモンとレトの真実、など、様々なことが納得のいく結末となっていて、読み終えて「めでたし、めでたし」とつぶやいってしまいそうでした。ノアの青い目の理由がとても素敵でした。#NetGalleyJP2024/03/18

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