出版社内容情報
美布由のママは離婚して物書き屋の雪影先生のマネージャーに・・・。ダサイ先生が、まさかまま父になるとは。 小学校高学年から
内容説明
あたしのママが再婚した。だからおとうさんは「まま父」で、あたしはママの連れ子。あたしがそういうと、先生や酒屋のおばさんは、びっくりしたような困ったような顔をする。変な人たち。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
7
本書の新装・加筆修正版がポプラポケット文庫から出ていたので、比較のため図書館した。あとがきによると、1987年から1989年まで『別冊PHP』に「仮のえにしの空模様」というタイトルで連載されていたそうである。明らかに児童向け読みものじゃないので、リライトすると意義が薄れるなァ、というのが正直なところ。登場ファミリーの父の職業は山中と同じく著述業なのだけど、原稿用紙に手書きのままなので違和感ある。……あっ、山中恒の再婚相手である山中典子が手を加えているのかな…。それならいろいろ疑問が解ける。2017/10/25