出版社内容情報
両親はかつて自分を愛してくれたのだろうか?破れた家族写真の一片から、少年がさがしあてたのは・・・。 小学校高学年から
内容説明
旅にあこがれた母さんは、ぼくをジャーニーと名づけた。ジャーニーが11歳の夏、母さんはジャーニーと姉さんのキャットをおいて、いってしまった。残されていた写真の切れはしの中に、ジャーニーは家族の絆と、両親の愛情を見つけだそうとする。『のっぽのサラ』でニューベリー賞を受賞した、今、アメリカで最も注目される作家の新作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がる
3
家族のやさしい物語。 写真を撮るのが好きなので、お気に入りの一冊になりました。 写真を通して本当の自分が誰かに伝わるかなー・・・。2015/06/23
はるな
0
僕と姉さんを残し、ママは家を出ていった。僕は昔の写真からママとパパのことを思い出そうとする……。家族の愛の物語。 ママが出ていったという事実を受け入れられないジャーニーを見てるのが切なくてつらくて。そうだよね、すぐに帰ってくるって信じたいよね。だからといっておじいちゃんを殴るのはなかなかどうかと思うけど……(笑)。でも、おじいちゃんのおかげでジャーニーは写真を好きになっていって、それにつれて少しずつママの件も受け入れようとしていった。その姿が印象的でした。裏表紙のおばあちゃんとブルームの写真もとてもいい。2024/05/11
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