角川スニーカー文庫 俺の教室（クラス）にハルヒはいない〈３〉

新井 輝【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2014/08発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 253p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041016534
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

新井　輝［アライ　テル］
著・文・その他

こじこじ［コジコジ］
イラスト

内容説明

「前日、ユウの家に泊まっていいかとか…」マナミさんは登校するにあたって、俺に意外な提案をしてきた。それは、恋愛禁止のアイドル声優にはあるまじき行動かもしれない。でも、俺はマナミさんの気持ちを大事にしようと、お互いの家族を説得することを選ぶ。一方、カスガは一緒に海に行こうと俺を誘う。忙しいマナミさんも来てくれることになったのに当日、呼んでなかった人たちも現れて！？あなたの夢を応援する青春ストーリー第３弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スズ]

オーディションに合格したカスガを応援するユウだが、カスガの尊敬する人気声優・汐留アスカことマナミがユウの家に泊まりに来る事になったり、カスガから海に行こうと誘われたりと、今年の夏は少し変わった日々になりそうで…。学校に登校する勇気を貰うために「ユウと一緒に登校したい」というマナミのお願いを引き受けたユウですが、妹から「付き合ってないの？付き合わないの？」といじられまくるユウが少し不憫でしたが、「マナミさんは圧倒的に可愛い」と普通に言っちゃうユウもすごい。ユウと一緒の時は素でいられるマナミも可愛かったです。

2018/02/26

[よっち]

登校するためにユウの家に泊まってユウと一緒に行こうとするマナミ、自覚しているのか無自覚なのか一緒に海に行こうとするカスガ、そして神出鬼没でミステリアスな神楽坂先輩。暇なユウはあまり深く考えず、ただ彼女たちの期待に応えようとしてしまうから、結果として起こることにまで目が向いていない。ようやくカスガの魅力には気付き始めたみたいですけど、そこで自分と彼女との関係性には思い至らないんですね。彼と可愛い女の子たちとのやりとりは面白いんですけど、前巻でもあれだけ痛い目見たはずなのに、ほんと全然学習してないなあ（苦笑）

2014/07/31

[まりも]

淡々と進んでいく所は変わらないが主人公がどんどんハーレムになってきてるなｗ　一気にギャルゲーみたくなってきた回。ユウと登校したいからユウの家に泊まるマナミ。ユウの前では無防備になるカスガ、ミステリアスな神楽坂先輩と魅力的な女の子の期待に応えていくユウ。なかなか学習しない男ですがカスガが自分の中で特別な存在になりつつある事に気づき始めたのが収穫なのかな。マナミとカスガの勝負は今のところ互角だけどマナミは決定打に欠けていますね。告白イベントスルーされた神楽坂先輩は巻き返し来るのか。

2014/08/03

[アウル]

ヒロイン達と海水浴に行ったりしながら主人公がどんどんとフラグを建てていってるな。後半はカスガの付き添いで行った先でまた人脈を広げてるし。カスガが有名になってしまうかも知れない状況でどのような選択をするのかが気になる所。

2014/08/06

[しぇん]

相変わらず割りと淡々と物語が進みますね。語り部の主人公の感情が薄く感じるからでしょうか？生徒会長に告白されても、反応が少し薄いような。というか何時惚れられたのか。無防備すぎるカスガさんですが、一気にブレイクして、マナミさんと何か立場変わってしまいそうな気もします。それだとハルヒじゃないでマクロスか

2014/08/03