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出版社内容情報
6世紀のイスラム教発祥から、オスマン帝国の栄枯盛衰、2度の大戦をへて20世紀の湾岸戦争にいたるまで、中東の歴史をわかりやすい地図や写真で紹介。
宮崎正勝[ミヤザキマサカツ]
監修
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
楽
15
18年。図書館本。高校生くらいから。Q&A式でわかりやすく解説。図版が多いのもよい。中東以外にも欧州や北アフリカ、アジアにも影響を及ぼしているので、地図があるとその拡がりが見てわかる■イスラム教では偶像崇拝を厳しく禁じており、ムハンマドに天使が近づいて神の言葉を伝える場面を描いた絵ではムハンマドの顔は白いベールで覆われている。なかなか貴重な写真■「イスラム帝国」ではなぜ国際文化が栄えたのか。交易を通じて文化が融合していったことは大きい。ルネサンスにも影響を与えた2025/05/06
C-biscuit
10
図書館で借りる。オスマン帝国について知りたく読む。子供向けの本であるが、そういうものの方が本質がつかみやすい。それでもイスラムのこれまでの歴史であり、なかなか頭には入ってこないw。中東情勢などの不安定さについては、以前のイギリスの二枚舌外交が影響しているとのこと。当時は現在と国のパワーバランスが全く違ったのだろうと感じる。また、自分自身がリアルタイムで見ていた湾岸戦争など、すでに歴史になっており、改めて読むと時代の流れと、こういう解釈なのだと当時と違う気もしている。歴史は一つの正しさではないとも感じる。2021/07/19