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偕成社文庫
813

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  • サイズ B6判/ページ数 376p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784036525805
  • NDC分類 K953
  • Cコード C8397

内容説明

ルパンはドイツ、フランス両国にまたがる国際的大陰謀にからまる怪奇とスリルにみちた事件の解明にのりだす。謎の数字8・1・3と不可解な二文字APOとONに隠された秘密とは何か―。アルセーヌ・ルパン、謎の殺人魔、ロシアの貴族セルニーヌ公爵、そして名探偵シャーロック・ホームズなどが死闘をくりひろげる。作者ルブランの最大傑作といわれる冒険推理小説中の名編!!小学上級から。

著者等紹介

ルブラン,モーリス[ルブラン,モーリス][Leblanc,Maurice]
1864年フランスのルーアンに生まれ、少年時代に文豪フロベールと親しく接した。はじめ心理小説を書いたが、1905年「ジュ・セ・トゥ」誌にルパンを初登場させて大評判を博し、以後『813』『金三角』『虎の牙』など主にルパンものを発表。魅力的なルパン像、推理と冒険話により今日に至るまで世界的な読者を得る。1941年没

大友徳明[オオトモノリアキ]
1935年東京に生まれる。早稲田大学大学院仏文科修了。関東学院大学人間環境学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tokkun1002

28
登録上初の再読。ルパン5作目前編。連続読み。初読みの迷子混乱は読み直すと理解できた。スリルも感動も感情も新たに押し寄せた。伏線だらけで回収が大変だね。ルパンは恋し愛する男なのさ。そして解説によれば江戸川乱歩の怪人二十面相はルパンからだそう。《フランス》2013/08/14

tokkun1002

26
ルパン5作目前編。1910年刊行。最初の書き下ろし長編。四年の隠遁生活から復活した彼はパリのホテルで起きた連続殺人の犯人なのか。有能なルノルマン国家警察部長が捜査にあたる。未亡人となった夫人に手を差し伸べるロシア人ポール・セルニーヌ公爵。学び舎を経営する娘ジュヌビエーブ・エルヌモン、そしてエルヌモン夫人。事件は謎の連続だ。直ぐに読み返そう。時代設定1912年。38歳。【東西ミステリベスト100 41位】《フランス》2013/08/14

鐵太郎

17
新潮文庫の翻訳文があまりに旧態依然としていたので、年少用の訳であることは承知でこちらを読んで見ました。自分を「わし」と呼ぶルパンはあんまりだと思っていたから、なんて読みやすいんだ、ってのが感想。心なしかテンポも良いようです。この物語にルパンは三人出てきて、そのネタは最後にあかされるんですが、そこに至る流れがわかりやすい。それにしてもルパンは自信過剰で自分中心だねぇ。人を自分の思うとおりに転ばそうとするんですが、果たしてその成果は出るのか。後半に続く、ってことで、続編にいきます。(笑)2020/01/31

miporin

3
ちょっと前に読んだ新潮文庫の訳があまり好きになれなかったので、『続813』を読んだ偕成社文庫で再読。やっぱり私はこっちの訳のほう物語にワクワクとスピード感、冒険心を感じられてずっと好き。最後の種明かしは、わかってて読んでてもドキドキしながら読んだ。続813の後に再読だから、各人の動きを違った目線で読めて楽しい。続813も再読したくなってしまった!2013/08/03

Sosseki

2
こどもの時以来!読めば思い出すことも多いが、先は思い出せない。ホームズに比べて、色恋や人への愛着などのぬくもり、動きが活発、人間臭さがある。2022/06/27

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