出版社内容情報
名探偵ホームズとワトスン博士が出会い,殺人事件にまきこまれていく。ホームズ物語の出発点となった記念碑的作品の完訳版。 小学校高学年から
内容説明
医師ワトスンと同宿することになった奇妙な人、シャーロック・ホームズ。ふたりは、深夜のロンドンでおきた殺人事件にまきこまれていく。世界でもっとも有名な名探偵ホームズがはじめて登場した記念碑的作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サルビア
20
久々に読み返してみてやっぱり面白いと思った。 人生という無色のかせ糸の中に、殺人という緋色の糸が混じり混んでいる。ぼくたちの仕事は、その糸を解きほぐし、とりだして、白日のもとにさらすことなんだ。 緋色の研究とはそこからきているのかと改めて感じ入った。2015/05/24
ダンスにホン!ころりん
8
199804発行 140817読了 各務三郎訳 子どもの図書ながら大人も楽しめる内容。現代版シャーロックと聖典との違いや同じところを発見しながら読むのも楽しい。ピンク色の研究もう一度みてみよう。シリーズ4が始まる前にあらかた読めたらいいなぁ2014/08/17
加野桃花
4
なかなか読まないコナン・ドイル。なかなか面白い。一回断念したことがあるので今回はちゃんと読めてよかった。ホムーズの頭の良さ、名推理には本当に関心。ほかのシャーロックホームズの本も読んでみたい。2013/01/25
はとよし
2
「〈緋色の研究〉というのはどうだろう?ぼくらだってすこしは芸術的な表現を使ったっていいだろう。人生という無色のかせ糸の中に、殺人という緋色の糸がまじりこんでいる。ぼくたちの仕事は、その糸を解きほぐし、とりだして、白日のもとにさらすことなんだ。」77頁 2013/05/05
うぐいす
2
興味がわき、初のコナンドイルドに挑戦 全世界で知名度があるホームズだけにどんな話かわくわくしました。 皆様がファンになる理由がわかるような気がします。 こんな人が実在したら未解決事件などでないかもしれませんねw 文章も読みやすくサクサク読めました。犯人の犯罪動機が詳しく書かれており自分なりには好きな一冊です。今後もドイル作品に手を伸ばしてみたくなりました。2012/05/29