出版社内容情報
学校の先生をやめて,憧れのレッドモンド大学へ進学することになったアン。少女から女性へと変わりゆくアンの大学時代を描く。 小学校高学年から
内容説明
アボンリー学校の先生をやめて、アンは、あこがれのレッドモンド大学へ進学することになった。新しいすてきな友だち、フィルとの出会い、思いがけないプロポーズ。3人の友と家を借りてはじめた、共同生活。夢や、落胆や、とまどいの中で、少女から女性へと変わりゆくアンの大学時代をえがく。小学上級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NICK6
5
表紙のアンの素敵さに、こちら、茅野 美ど里 (翻訳)版を選択。挿画も味わい深く、(アンは鼻が自慢、表紙絵の鼻も魅力的!)とても楽しめた。前作「アンの青春」もそうだったが、アンは、年相応にかなり落ち着いた性格に変わっており、マニラ同様に私を魅了した、幼年時の「赤毛のアン」のにぎやかさはもはや変容している。代わりに周囲に濃厚なキャラが配置される(前作は双子、今回は金持ち美女)のだが、いまひとつ。起伏のあるお話は十分面白いのだが、オブザーバー的な立ち位置の多いこの巻は、アンの冷静沈着ぶりが、すこし寂しい。 2025/02/14
ゆず
0
アンがもう少女じゃなくなる・・・・。そういう悲しみをこの本では感じました。私の中ではアンはまだ少女でいてほしいので、ここから先の小説は読んでいません