出版社内容情報
グラッグと猟師の戦いと恐るべき結末を描いた「グラッグ―クートネー山の牡ヒツジ」 「ティトー―知恵のついたコヨーテの話」を収録。 小学校高学年から
内容説明
シートン動物記は、ただ動物だけを描いているわけではない。人間と自然との激しい対決も描いているのだ。けだかい牡ヒツジ・クラッグとそれを追う狩人スコティ、その悲劇的な結末を描いた「クラッグ―クートネー山の牡ヒツジ」しっぽを切られたコヨーテの試錬と知恵を描いた、「ティトー―知恵のついたコヨーテの話」を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ズマ
1
当初「ええっ草食動物かよー」と思ってたけど、読んでみるとこれが面白い。クラッグの角がどれほどすばらしく、どんなに筋肉が力で満ちているかの描写が事細かにされている。また、ストーリー性の高さ、そして最後の雪崩の前兆を表す詩のような文章表現がとても印象に残った。題材に興味がない読者すら引き込む、これがシートンの真骨頂だろう。 あとティトーかわいい。彼女の生き方に強く賢い妻の姿を見た。 「シートン動物記で家族の守り方、戦い方、逃げ方、家の引っ越し方を学んだ」という感想があったが、なるほど。そんな読み方もありか。2012/03/08
ちょろぴよ
0
面白かった。2009/09/16
ベンジャミン
0
長男コメント、動物の特徴も書いてて、最後はくらっぐ負けちゃったけど、勇敢で、150メートルの恐ろしい谷を下へ下へ下るのはすごい大角羊だと思いました。2021/03/06
しんどー
0
★32018/01/30