出版社内容情報
小学校4年生のエンリーコが書いた日記というかたちで一年間の出来事を描いた,古典名作の完訳版。上巻は10月から2月までを収録。 小学校高学年から
内容説明
エンリーコの学校生活の1年間を、日記形式で描いた古典名作の完訳版。上巻は10月から2月までを収録。「ちゃんの看護人」「サルデーニャの少年鼓手」など真心や愛国心をうたった物語を挿入。小学上級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
73
再読。雰囲気が『おちゃめなふたご』な気がするのはおいらだけ?(; ̄Д ̄)?『クオレ』とは別の『ちゃんの看護人』『サルデーニャの少年鼓手』収録。2020/03/14
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
30
9歳から13歳のみなさんに。イヤイヤイヤ何歳でも良いっしょ(* ̄∇ ̄)ノ10月~2月までの話。日記形式。2018/01/25
ヒラP@ehon.gohon
19
エンリーコの学校生活の一年間を日記の形で描いた作品の前半です。 戦争という背景があり、いくつもの死があったり、残酷なシーンもあるのですが、とてもきらめいていて、慈愛の心に満ちています。 学校での先生と生徒の関係に、宗教性を感じたり、古い時代の格式も感じたりするのですが、思いやりに包まれているところに、感慨を持ちました。 それにしても、様々なエピソードに溢れている作品にビックリしました。2023/04/15
タラちゃん
3
生き生きとした さまざまな資質とバックグラウンドを持った子供たちの描き方は、素晴らしい が、 愛国心とか国のために少年が犠牲になることを美談とする価値観 には 大きな違和感を感じる。 普遍的な愛に基づいた話と人物描写が素晴らしいので、古典として残っているのだろうが、。。2023/08/10
ももも
2
説教調。主人公のエンリーコが父の教えにどこまでも素直。先生がいい人ばっかりでエンリーコからもめっちゃ持ち上げられる。あと兵隊さんも賛美されてる。異世界に感じる。2015/12/23
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- 和書
- 雨の日の手紙 文春文庫