出版社内容情報
ジョディ少年と子鹿のフラッグの幸福な日々が続く。だが,やがて悲しい別れの日がおとずれ,ジョディはフラッグに銃をむける…。 小学校高学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
森に放しても柵を飛び越え、戻ってきてしまうフラッグ。たまりかねた母親はフラッグを銃で撃ち、傷を負わせるも死にはしなかった。母の思いを感じ、ジョディは自らフラッグを撃ち殺す。悲しみや葛藤の末家出したジョディ。、カヌーで川を下るが難破し、郵便船に助けられる…。 2020/09/08
ロッタ
1
ようやくたどり着いたジョディの生きてゆく場所。後半はフラッグの無邪気さの後ろからどんどん不安な影が押し寄せて来て、ついに!という感じでした。 現在社会でも言える動物を飼うことの意味を教えてくれる作品だと思います。動物は人間と同じだけ時間もお金もかかるという事。空腹(貧困)が人の道を踏み外すことにつながるという事。。深い作品でした。 ただ、、ちょっと長かったなぁ~(^^; 読む機会があって良かった。2022/01/25