出版社内容情報
ジョディ少年は子鹿のフラッグといっしょに,狩りや畑仕事に明け暮れる。少年の,人間や動物たちとの交流の中で成長する姿を描く。 小学校高学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サルビア
16
ジョディの父親が、ガラガラ蛇に噛まれた。ちょうどその時に一頭の牝鹿が、通りかかった。父親は、急にその牝鹿を撃ち、その鹿の肝臓を噛まれた傷口にあて、毒を吸い出す。その時に子鹿がいたのをジョディは家に帰っても忘れられなかった。父親に言ってその子鹿を何とか飼おうとする。子鹿を飼う許しをもらったジョディは友だちのフォダウィングに名前のことで相談しに行くが、彼はジョディがくる前に亡くなっていた。けれども、彼がその子鹿に「フラッグ」と名前をつけていたことを彼の兄から聞く。2019/06/04
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
ある日、父親が狩猟中にガラガラヘビに噛まれ、とっさに付近にいた雌鹿を殺し、肝臓で毒を吸い出した。雌鹿と一緒にいた子鹿を、父から与えられたジョディはこれを飼い始める。子鹿は白い尾にちなんでフラッグ(旗)と名付けられる。ジョディはフラッグを可愛がるが、成長するにしたがってフラッグは作物を食い荒らすようになる…。2020/09/08
ロッタ
1
クマに家畜を襲われたり、長雨による自然災害によって作物も生き物も被害にあったり、その中でもたくましく生きるバクスター家と、考え方は違うが助け合う隣人のフォレスター家。それを見ながら成長してゆくジョディと子鹿のフラッグ。この関係性がずっと続いて欲しいと思うのだけど、、少しづつ不安な事件が起きてくる。 どうなるの?下巻に続く。。。2022/01/10
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- 和書
- 異文化研究 〈10〉