出版社内容情報
この5人ででられる最後の試合だ、
できるだけのことをしたい。
前、前へ!
中学進学を目前に、最後の試合にむけて練習する成美たち。はじめて団体戦のメンバー5人そろっての試合だが、うち4人は6年生。春から道場には、5年生の浩次郎ひとりになってしまう。
父の赴任先の爆弾騒ぎ、亡くなった浩次郎の兄のこと、さまざまな出来事に触れながら、成美はトーナメント戦にのぞむ。
相手にむかいあうこと、自分にむかいあうことを描く
剣道小説第5弾!
今回のテーマは「残心」、全身全霊で打ちこんだあと、自然に残るものです。剣道を始め、これまでと違う自分に出会った成美が、何を残すのかを描きます。
【目次】
内容説明
この5人で出られる最後の試合だ。できるだけのことをしたい。前、前へ!進学をひかえた成美は道場にひとりのこる浩次郎が気にかかって…人気剣道シリーズ、第五弾!
著者等紹介
あさだりん[アサダリン]
1970年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。日本児童文学者協会会員・信州児童文学会会員
新井陽次郎[アライヨウジロウ]
1989年埼玉県生まれ。イラストレーター、アニメーター、監督。スタジオジブリ、スタジオコロリドを経て、フリーランスで活躍。初監督作「台風のノルダ」で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
菱沼
3
シリーズだったんだ。これだけ読んでもなんとなくわかるけれど、全作品を通して読んだらさらに面白いだろう。少し前に読んだ、書道をテーマにした『わたしのbe』を思い出した。「道」と呼ばれるものには共通点があるのかもしれない。剣道についてはまったくの無知だけれど、「残心」という言葉は心に残った。絵を描いても、文章を書いても、かきあげたと思ったあとも見直し、推敲する気持に似ているような。「これで終わりじゃない」という気持。誰も打ち込んではこないけれど。2026/01/07
秋芳
1
主人公の中学進学を機に完結、かな。タイトル的には、面、小手、胴、木刀ときて、最終巻が残心なのはいいセンス。剣道で勝つことよりも、剣道を学ぶことに重点を置かれているシリーズだった。主人公が加速度的に強くなり勝負や試合に主眼が置かれるスポーツもののコミックなどとは一線を画した作品。9年間で5冊はスローペースだけど、忘れた頃にふと再会する感じもこのシリーズにお似合いだったのではないだろうか。2025/12/08




