出版社内容情報
3つの宗教の聖地、エルサレム。祈りの声がこだまするこの街に、ルールデスはくらしています。しっかりものの彼女はいつも友達に囲まれています。
内容説明
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教。3つの宗教の聖地、エルサレム。祈りの声がこだまするこの街にルールデスはくらしています。しっかりもののルールデスはいつも友だちにかこまれています。将来、ともだちになるかもしれないだれかの毎日。世界36か国で写真家が撮りおろした、「世界のともだち」シリーズ!小学校中学年から。
著者等紹介
村田信一[ムラタシンイチ]
1963年松本市生まれ。1990年より、パレスチナをはじめ、ソマリア、レバノン、コンゴ、ボスニア、イラク、チェチェン、シエラレオネなど戦争の現場を取材。とくにパレスチナには、ほぼ毎年通っている。2011年からは、東日本大震災後の東北の撮影も続け、今では「この世界の本質」を感じ、表現することをテーマにしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
62
キリスト教の家庭の子のお話。弟の体格がかなり良く幼稚園児には見えない。2021/11/20
ケディーボーイ
31
東エルサレムの旧市街に住むルールデス。 洋服のデザインを考えるのが好きで将来は洋服のデザイナーになりたい女の子。 部屋にはバービー人形だけでなくカートゥーンのぬいぐるみもいっぱい。 キリスト教徒なので西欧文化的なものが生活にも入っているのか。 イスラム教徒の子供のことも知りたかった。 宗教的シンボルが多いエルサレムはガザ地区よりはまだ安全なのだろうか…。 街並みは古いが美しい。 フランスやイタリアにもありそうな石造の建物が続く。2022/02/21
猫
13
図書館本。いろんな国の子供たち(ともだち)の生活を覗いてみよう、なシリーズのパレスチナ編。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、3つの宗教の聖地である街、エルサレムに住むルールデスの日常。学校ではクラスのリーダーで勉強が得意なルールデスの暮らしは穏やかに見えるけど、国や大人の事情はやっぱり難しい…。2018/11/09
itokake
8
この写真絵本シリーズには80年代出版の旧シリーズと、2010年代の新シリーズがある。その両方にパレスチナがあるので比べてみたら、あまりにも対照的。新シリーズの主人公はルールデス。社長の父は忙しい。パレスチナ人としては少数派のキリスト教徒の暮らしを紹介するが、なんかいろいろと豪華。社長令嬢だもん。料理はレストランから取り寄せたような仕上がり。写真館で撮った自分の写真を学校に持って行って見せびらかす。既製品らしき衣装を身に着けた生徒であふれる学校主催の仮装パーティ。モノにだけ恵まれた生活。伝統はダブカだけ。2021/11/17
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
4年生冬休みおすすめ絵本のブックトーク。国語科の教科書で紹介されてい本や単元、著者の本などを紹介。隣国、戦争・内戦がある国、貧しいと言われている国に絞って紹介。誰もが友達になれそうだし、自分たちと変わらない日常を過ごしているのに、そこには大きな影がある…。2023/12/20
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