出版社内容情報
ルーマニア・マラムレシュ県の小さな村に住むアナ・マリア。牛の世話をしたり、パンを作ったり、自給自足の暮らしをしています。
内容説明
ルーマニア北西部、マラムレシュ県にある人口526人のネグリア村。農家が多いこの小さな村では、牛を飼ったり、パンを焼いたり自給自足の生活を営んでいます。この村で暮らすアナ・マリアは12才の女の子です。小学校中学年から。
著者等紹介
長倉洋海[ナガクラヒロミ]
1952年北海道釧路市生まれ。通信社勤務を経て、1980年よりフリーの写真家となる。以降、世界の紛争地を訪れ、戦争の表層ではなく、そこに生きる人間の姿を捉えようと撮影を続けてきた。『マスード―愛しの大地アフガン』で第12回土門拳賞、『サルバドル―救世主の国』で日本ジャーナリスト会議奨励賞、『ザビット一家、家を建てる』で講談社出版文化賞写真賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
39
世界の友だち・ルーマニア。アナ・マリアは12歳。クスコ家は6人家族の農家。家は大工の祖父が建てた。食事は食材からほとんどすべて手作りだ。肉類も店で買うことはない。「豚1頭で70日間は家族みんなが食べられるのよ」とお母さん。晩ごはんは自家製パンと野菜スープと肉が基本だ。学校から帰ると見晴らしのいい牧羊地でおしゃべりしたり、道端のブドウをおやつにしたり。家のパソコンで世界中の景色をみるのが楽しみ。この本を心待ちにしているマリア。きっと喜んでくれるに違いない。一家の「幸福な時間」が写し込まれているはずだから。2019/03/06
ステビア
15
ルーマニアに住む12歳の女の子の生活を描く。小さな村なんだがどの子もスマートフォンを持っているのが印象的だった。イラストもかわいくて、他のも見てみたくなるシリーズだ。2015/04/26
猫
10
図書館本。いろんな国の子供たち(ともだち)の生活を覗いてみよう、なシリーズのルーマニア編。ルーマニア北西部の小さな村に住む12歳の女の子(アナ・マリア)の生活を紹介。雄大な自然の中でのびのびと暮らしつつ、インターネットにも親しむ現代っ子。食料のほとんどを自給自足という暮らしは大変そうでもあるけど、充実していそう。最後にちょっと、ルーマニアという国についてもまとめられている。首都は普通に都会(そりゃそうだ)2018/03/28
ツキノ
8
「世界のともだち」シリーズ。小学生の女の子のくらしぶりがよくわかる。写真も美しい。昔、20代前半にペンフレンドを世界各国につくり文通していたのだけれど、知りたかったのはこんなくらしのことだったのだ。2014/08/10
うさっぴ
6
アナ・マリアは幸せそう。農家のクスコ家では、食材からほとんど全てを手づくりしていてすごい。2014/11/19
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