出版社内容情報
「うそついたら、カエルの口になぁれ」モエが幼稚園で知らない男の子とした指きりがきっかけで、信田家はとんでもない大騒ぎに!
富安陽子[トミヤスヨウコ]
大庭賢哉[オオバケンヤ]
内容説明
人間のパパとキツネのママ、そして、キツネ一族から特別な力をうけついだ三人の子どもたち。そんな信田家は、個性的なキツネの親戚がおしかけてきたり、人ならぬものたちの世界にまきこまれたり、トラブルがたえない。ある日、末っ子のモエは、幼稚園で男の子から、ぬけ穴を通って、いいとこにいこうとさそわれる。秘密を守る約束に、その子と、ふうがわりな指きりをしたことが、とんでもないできごとのはじまりだった。小学校高学年から。
著者等紹介
富安陽子[トミヤスヨウコ]
1959年東京に生まれる。和光大学人文学部卒業。『クヌギ林のザワザワ荘』により日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞、「小さなスズナ姫」シリーズにより新美南吉児童文学賞、『空へつづく神話』により産経児童出版文化賞、『盆まねき』により野間児童文芸賞、産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。『やまんば山のモッコたち』はIBBYオナーリスト2002文学作品に選ばれた
大庭賢哉[オオバケンヤ]
1970年神奈川県に生まれる。漫画家・イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
72
竜の絡んだ話だと分かったときに思い浮かんだチビ竜が最後の方で出てきて嬉しかった。チビ竜を拾った頃とこどもたちの年齢が同じことにはうまく触れないように書いてあった。2017/02/12
ミーコ
38
「シノダ!」シリーズ新刊が出てるのを知り図書館に予約しました♪ どんなお話かワクワク・・・。今回はモエちゃんが主人公。面白かったです。ちび竜が出て来て 懐かしい友達に会った様な気分になりました☺️ あとがきを読んで 次作の事も触れてありウキウキ…。 待ち遠しいです。2017/12/19
バニラ風味
22
このシリーズ、面白くて、大好きです。もう10作目なのですね。シノダ家の末娘、モエがちょっとした事件に巻き込まれます。そして、その秘密を破ってしまった時、とんでもないことが。モエだからこそ見えて、モエだからこそ、関わることになった、池に関わる不思議な伝説とは。私は、カエル好きだから、ちょっと微笑ましかったです。2016/12/20
さく
21
今回はモエが大活躍!可愛すぎる!チビ竜との再会も嬉しかった!そして、イツキおばあちゃんが出てきた時の安心感は半端ない!鬼丸おじいちゃんとタイプが全然違うのに、夫婦だなんて、不思議だなぁ。2024/08/28
プル
18
モエちゃんがメインのお話。今回はカエルさん🐸が関わってくるだけでなく、懐かしのチビ竜!そしておばあちゃんが相変わらずカッコイイ!10巻で終わりなのかと思いきや、11巻目が出たばかりとなりました。早く次が読みたいなぁ。2019/09/23
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