出版社内容情報
銭天堂の近くに開店した「善福書店」。店主の二ツ頭善二は、その名の通り、善意の人だ。はたして、銭天堂との関係はどうなる? 新シリーズ第2弾!
内容説明
銭天堂の近くにオープンしたお店「善福書店」。店主の「二ツ頭善二」は、世の中を幸せにしたい善意の人。しかし、銭天堂とお客をうばいあう関係になってしまい、ここであらたな登場人物があらわれる…。新章「吉凶通り」の2巻目。銭天堂の愛読者はもちろん、このシリーズから読みはじめた読者も、銭天堂の世界にどっぷりはまれる!
著者等紹介
廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
神奈川県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
68
「ごあいさつ入れ」「ほどほどドーナッツ」はホッとする結末でよかった。「親友交換日記」は今までにない結末。「お茶の子チャイチャイ」「映え映えガイドブック」は完全なる自業自得。謎めいていた『善福書店』がどんなところかもわかってきた。店主は打たれ弱い善人のようだ。弟にだけは甘い邪悪なキャラも新たに登場し…。ラスト紅子さんの身に!!続きが気になる。2024/12/10
Nyah
47
銭天堂の近くに開店した「善福書店」。店主の二ツ頭善二は、その名の通り、善意の人らしい。兄の禍一が怪しい。私なら銭天堂のお茶の子チャイチャイが欲しいなあ。なんだか善福書店の本、強くない?そして善福書店から贈られたらしい豆本で紅子さんが⁉️ 2024/12/22
Comit
43
市立図書~銭天堂シリーズ新章第2弾。不思議な効果のある本を扱う本屋「善福書店」、店主は二ツ頭善二というほんわか青年。紅子と善二、それぞれのお店の商品で悲惨な目に遭い助けを求める客と出会い、お互いの店の存在を意識することになります。「銭天堂」と「善福書店」商品には、それぞれの良さがあるんだよな🤭ただ善福書店の本は際限なく善意を振りまき、結果として害悪となります。次巻からは直接対決があるのかな??〜『親友交換日記』『ラブリー爬虫類図鑑』『ほどほどドーナッツ』『お茶の子チャイチャイ』『映え映えガイドブック』2025/01/28
ゆっき
37
新シリーズ「吉凶通り」の2巻目。善きかな善きかな。お客さんが幸せになれる善い本を売る善二の「善福書店」。これから銭天堂とどう関わってくるのか楽しみ。安心できる結果からいつもの自業自得な結果までいろいろ。説明書きはちゃんと読むべし。衝撃的なエピローグ。一体どうなってしまうのか心配な展開です。2024/12/14
hirune
36
銭天堂の近所に怪しげな本屋が…よどみさんや六条教授みたいに明確な悪意を向けてくる訳ではないので、紅子さんも警戒心が弱め。でも善人な本屋がなかなか厄介な存在のようで、紅子さんが思わぬ危機に!ここで終わるとは😱今回は不穏な雰囲気のせいか、ちょっと欲しくなるお菓子はありませんでした😅2025/02/24
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