闇に光る妖魔―アサギのよぶ声

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闇に光る妖魔―アサギのよぶ声

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  • サイズ 46判/ページ数 331p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784036358403
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

「アサギをよぶ声」シリーズの後日譚。
アサギの孫であるヤヒコの物語。
十二歳になったヤヒコは、父から「この国にないものを探してこい」と一人旅を命じられる。ヤヒコの父、そして祖母であるアサギも十二歳になったとき旅に出ている。
ヤヒコは、旅の途中、ラオという漁師に出会う。船が難破し、漂着した彼は、自国に帰ろうとヤヒコの協力を得て再び船を出そうとする。ヤヒコはラオの国で作られている鉄製の斧にひかれて、ラオと航海をともにする。
一方、ユンという少女が住む国では、「夢の国」とよばれる開拓地への移住が、シュー様と呼ばれる皇族を中心に進められていた。弓を作る工人を父にもつユンだが、生活はきびしい。ユンの親友の家族が移住を決意したこともあり、気乗りのしない父を説得して、ユンも新開地へと旅立つ。しかし、そこには、集落の建物だけがのこされており、人の姿がまったくなかった。
とにかくそこで生活をするため、父と弓づくりにはげむユンだったが、ある日、砂浜に少年が横たわっているのを発見する。それは、ラオと二人、海に出たヤヒコだった。
 ヤヒコを看病するユン、そして快復したヤヒコは、ユンの国に古くから伝わる「グウェイ」という怪物の伝説を知る。

内容説明

十二歳になったヤヒコは、父から「この国にないものを探してこい」と一人旅を命じられる。祖母のアサギも十二歳になったとき旅に出ていた。一方、高い城壁でかこまれた少女ユンの町は、戦で貧困にあえいでいた。ユンは、弓を作る工人である父とともに、「夢の国」とよばれる開拓地への移住を決意する。ヤヒコとユン、二人の若者の行く手に待つものは?小学校高学年から。

著者等紹介

森川成美[モリカワシゲミ]
「アオダイショウの日々」で、第十八回小川未明文学賞優秀賞、『マレスケの虹』(小峰書店)で、第四十三回日本児童文芸家協会賞受賞

スカイエマ[スカイエマ]
児童書・文芸書の装画や挿絵、新聞・雑誌の挿絵などを幅広く手がける。第四十六回講談社出版文化賞さし絵賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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