ふしぎ駄菓子屋 銭天堂〈１０〉

廣嶋 玲子【作】/ｊｙａｊｙａ【絵】

偕成社（2018/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 190p／高さ 19cm
• 商品コード 9784036357000
• NDC分類 K913
• Cコード C8393

出版社内容情報

たっての希望で銭天堂の居候になった少年健太。彼ははたして何者なのか？　紅子は墨丸に健太を見張らせる。人気シリーズ第10弾。本人の強い希望で銭天堂に居つくことになった少年健太。紅子は墨丸に彼の監視役を命じます。はたして健太は何者か？　そしてその目的とは？　最終話ですべての謎が明かされます。
　駄菓子にまつわるエピソードは、６話収録。ひと粒食べると一日晴れるキャンデイ「天晴れレモン」、ひそひそ話を聞き取れるようになる「聞き耳グミ」など、さて今度の駄菓子は、お客様に幸運をもたらすでしょうか。
　巻末に、招き猫たちの座談会がついています。

・プロローグ　　　
・天晴れレモン
・聞き耳グミ
・家カエル
・コントロールケーキ
・アドベン茶?
・やりなおしおこし
・エピローグ
・招き猫たちの座談会

廣嶋玲子［ヒロシマレイコ］
著・文・その他

jyajya［ジャジャ］
イラスト

内容説明

その駄菓子屋にあやしい客がやってくる。主人の紅子は考えます…。あの男の子、いったいなにものなんでござんしょう。

著者等紹介

廣嶋玲子［ヒロシマレイコ］
神奈川県生まれ。『水妖の森』（岩崎書店）で第４回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』（小峰書店）で第３４回うつのみやこども賞受賞

ｊｙａｊｙａ［ＪＹＡＪＹＡ］
福岡県生まれ。モバイル事業を中心とした会社で、アプリ制作、コンテンツ制作、サイト運営に携わる。２０１１年にフリーデザイナーとして独立。現在は、イラスト制作などで、活躍の場を広げている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[KAZOO]

11巻目を先に読んでしまいなにか違和感を感じていましたが、10巻を図書館で借りてきました。今回は男の子の居候がいてその意図がよくわからないで猫がやきもきしています。てっきり主人公の天敵のまわしものかと思いきや・・・。最後に天敵が解凍されてということで11巻目への続きに納得がいきました。また表紙に話に出てくるお菓子が書かれているのも知りました。

2019/12/01

[mariya926]

今回は突然お店に住み着いてお手伝いをするようになった男の子が出てきます。多分ラストでは秘密が明かされると思ったらやっぱりそうでした。一つの選択が人生を左右しますね。それを見届けられたのも良かったと思いますし、見届けに来る紅子さんも懐が広いです。次回は不穏な感じです…。

2022/01/10

[ままこ]

銭天堂にとどまっている正体不明のお客様。彼の正体とその望みとは…。ふくふくとした紅子さん割烹着がとても似合ってる。『天晴れレモン』は良いなぁ。うわっ！よどみが…。〈招き猫たちの座談会〉ほのぼの可愛いにゃ♡

2019/01/25

[hirune]

訳ありのお客様 健太が銭天堂に居ついてしまったので、紅子さんや墨丸や招き猫さんたちの日常が少しわかって、よかったかも😃今回の銭天堂グッズの中では、家カエルが群を抜いていいです！方向音痴には夢のようなお宝、ぜひ欲しいものだ。そして…最後には暗雲を呼ぶあの人が！ ついに出てきてしまった〜😱次の巻は大波乱かな〜★

2019/03/07

[ゆみねこ]

銭天堂シリーズ第１０彈。銭天堂にやってきて居着いた不思議な男の子・健太。どこからやって来て、何が目的なのかわからない。じっと目を離さない墨丸、この巻も面白く読了。巻末の招き猫たちの座談会が楽しかったです。

2018/11/30