内容説明
30教室がならぶ平屋の校舎になるはずが、ちょっとした手ちがい(!?)で、建ったのはひとつの階にひとつの教室、ひょろひょろの30階建て校舎。この妙ちきりんなウェイサイド・スクールでは、きょうもまた、ごくありふれたふつうの一日が始まろうとしています…小学校高学年以上。
著者等紹介
サッカー,ルイス[サッカー,ルイス][Sachar,Louis]
1954年アメリカ、ニューヨーク生まれ。9歳からカリフォルニアでそだつ。カリフォルニア大学在学中に、ヒルサイド小学校で2、3年生の授業を手伝った経験がもとになり、子どもの本を書くようになる。『穴』(講談社)で全米図書賞、ニューベリー賞ほか数多くの賞を受賞
きたむらさとし[キタムラサトシ]
1956年東京生まれ。1979年イギリスに渡り、絵本を作りまた詩集の絵も数多く手がける。『ぼくはおこった』(ハーウィン・オラム作 評論社)の絵でマザーグース賞、絵本にっぽん賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆのん
46
ウェイサイド・スクールは本来30部屋を1列に並べる平屋造りの予定が90度間違えて地上30階建ての学校に。しかも、何故か19階を作り忘れた30階建てだ。エレベーターなんてない、階段しかないのだから私は絶対通いきれない。生徒達は休み時間は外で遊ぶが一体何分休み?何でもありの、面白い不思議なそれでいてシュールな話が30話。児童書だが大人でも充分に楽しめる。2018/10/30
月島のん
4
児童書。面白かったです。多分小学生が読んだら、楽しめる気がする。2018/01/13
ゆにす
4
出だしの「ミセス・ゴーフ」がいいですね。あまりにもひどい教師にこの本はヘンテコなんだという覚悟みたいなものができました。再びミセス・ゴーフ登場の「スティーブン」も面白かった。ハロウィンが金曜日って大問題だったんだね!一人だけ勘違いしちゃたのかと悶々とするスティーブンの気持ちわかる(笑)ヘンテコな中にもなんだか奥深いものが隠されているような気がする。一番好きなお話は「モーレシア」アイスクリーム食べてみたいな!!アメリカの学校には「校庭係」の先生が本当にいるかどうか知りたいです。2011/11/01
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
3
30年度ブックトーク授業5年生 読書感想文に向けて。2018/07/13
頼ちゃん
2
最初はそれほどでもなかったけど、途中からどんどん面白くなってきた。厚いけど、すぐよめるので、読書が苦手な子にもお勧め。でもこの面白さがわかるのはいくつくらいからだろう?表紙や挿絵、装丁も好きです。2015/05/06
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