チア・ブックス
ぼく、ネズミだったの!―もう一つのシンデレラ物語

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  • サイズ A5判/ページ数 253p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784036312108
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

出版社内容情報

ネズミだったといいはる少年の真実は、ただひとり、お城のプリンセスだけがしっている。読み始めたらとまらないプルマンの世界。   小学校中学年から

内容説明

「ぼく、ネズミだったの。」お小姓すがたの、その少年はいいはります。どこからきたのか、その正体は?真実を知っているのはただひとり、お城の皇太子妃になった少女だけ。魔法で、ネズミから召使いに変えられた少年が、ロンドンの下町をさまよいながらまきこまれた冒険のかずかず。シンデレラ・ストーリーを巧みに織りこんだイギリスのお話です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おはなし会 芽ぶっく 

14
ある晩、子どものいない老夫婦の所に、「ぼく、ねずみだったの」とお小姓の恰好をした男の子がやってきた。およそ人間らしい事が出来ない男の子を気にかけていくうちに、老夫婦は彼に愛情をおぼえる。ロジャーと名づけられた男の子は、人間界で様々な事件に巻き込まれていく…。ゴシップ新聞などでコミカルに描いている。誰もが知っている シンデレラの話の裏話的で、面白かった。2020/01/06

頼ちゃん

9
ねずみの本まつり。なかなか面白かった。結末は想像つくけど、それでも、面白かった。2019/12/19

baアタマ

6
1999年英。チアブックス面白そうっていう訳で二冊目。ある日かなり変わったイノセント過ぎる男の子が靴直しの職人ボブとジューン夫妻の前に現れるところからお話ははじまります。サブタイトルに「もう一つのシンデレラ物語」とあるようにこのお話は一種スピンオフになってます。"デイリーゴシップ"なる新聞紙面がたまに登場してマスコミ、政府、世論、博士のいい加減さに対しての社会風刺もたっぷりきいてました。西田紀子さん訳。ピーター・ベイリー絵。 2015/11/14

kanaoka 56

4
シンデレラ物語へ繋がっていくくだりは、純粋に面白い。 また、新聞、専門家、庶民などの単純化された対比も、ウイットに富んで面白い。2023/10/04

tellme0112

4
これは読みやすい。子どもに読ませるにはいい。途中の新聞もなかなか考えさせられる。2017/10/30

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