出版社内容情報
江戸時代から日本と深い交流が続いているエジプト。遺跡の発掘隊の協力などを紹介し、生活と友好関係に迫ります。 小学校高学年から
内容説明
エジプトと日本は、江戸時代に行き来が始まり、常に友好的な関係にある。エジプトでは、柔道や空手がさかん。日本人考古学者が住みこんで遺跡の発掘の協力をしている。こうした現代のエジプトについて、もっとよく知ろう。とても仲がいいといわれている家族のようす。今や日本でもおなじみのエジプト原産のオクラを使った料理。ふしぎなアラビア文字。小学校高学年から参加するラマダーン(断食月)のことなどなど。案内役は友くんとアミちゃん。
目次
1 ようこそエジプトへ(エジプトってどこにあるの?―アラビア語;首都カイロ―人口過密の都市カイロ/カイロの住宅事情/服装;エジプトの家族アルバム―ベドウィン ほか)
2 日本で見つけたエジプト(エジプトに興味を抱く日本人;エジプト料理を作ろう;早稲田大学古代エジプト調査隊 ほか)
3 もっと知りたいエジプト(エジプトのプロフィール―国旗/民族と言語/地理/気候;エジプトの歴史―エジプト略年表;現代エジプト豆地識―政治/工業/農業/宗教 ほか)
著者等紹介
高階美行[タカシナヨシユキ]
大阪外国語大学教授。専門はセム語(アラビア語、アラム語など)。最近はこれらの言語の方言研究に従事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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みや
28
エジプトで暮らす人々の生活や教育を、二人の子供が案内するガイドブック。エジプトの本では古代史や古代の遺跡を取り上げているものが多いのだが、本書では都会であるカイロの様子が最も詳しく書かれており、初めて知る情報がいくつもあった。15年前に出版されているため、現在は少し違う部分もあるのかもしれない。日本とは教育年数も義務教育期間も同じ。小学校は共学で中学以上は男女別。土日も授業があり、イスラム教の習慣で金曜が休み。夏休みは4ヶ月。犠牲祭のために子どもたちが笑顔で羊を解体している写真は、なかなか衝撃的だった。2018/03/19
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