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わたしの昆虫記
樹液をめぐる昆虫たち

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  • サイズ A5判/ページ数 147p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784036171408
  • NDC分類 K486
  • Cコード C8345

出版社内容情報

なぜ樹液が出る木と出ない木があるのか。ボクトウガの幼虫を飼育・観察することで、長い間謎とされていた樹液が出るしくみとその成分を解明。昆虫少年必読の書。

内容説明

樹液を求めて昆虫たちが集まる夏の雑木林。しかし、樹液の出る木は少なく、その原因も長い間、謎でした。著者は、最近注目されたボクトウガの幼虫を飼育観察することに成功。その結果、樹液が出るしくみが明らかになりました。

目次

1 雑木林は人がつくった
2 雑木林の一年―定点観測でわかること
3 幹の構造と樹液
4 樹液とその成分
5 樹液に集まる昆虫たち
6 どのように闘うか
7 オオムラサキとその一生
8 ボクトウガの幼虫は?
9 ボクトウガの生活史
10 のこされた問題

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おはなし会 芽ぶっく 

9
教育出版国語 4年生 【平成27年度教科書掲載本 令和2年度教科書掲載本】 近郊の町で『森の雫』という白樺の樹液が売られています。樹液というキーワードから、読んでみました。昆虫の生態についても書かれています。2018/12/22

まみっち

4
おもしろかった!2013/02/09

ヒツジ

3
樹液に来る虫、という夏休みの研究の理解をより深めるために。データ部分や研究の趣旨は2年生には少し難しいとは思いましたが、身近である里山の環境のことであるためか本自体はおもしろがって何度も読み返していました。低学年には、生活と密着していると何より楽しい!2013/08/04

斑入り山吹

2
この巻は雑木林やなぜ樹液が出てくるのか?がメイン。矢島氏がどうして群馬昆虫の森をあのような形にしたのか、この巻を読んで得心した。基本は里山なんだね。里山どころか山奥に住んでいるわたしは、里山だけが日本の自然の基本ではないだろう、とかひねて思ったりしてしまうが、でもやっぱり日本の歴史から見れば、そうなんでしょう。うちの近所でもオオムラサキは見ることができるけれど、はばたきが力強くって、あれは本当に格好いい!2011/09/12

Kenichi Ikeda

0
雑木林とそこに集まる昆虫の観察と考察。クワガタムシやカブトムシ、オオムラサキチョウの生態について書いてあり、写真も豊富で字も大きかったので読みやすかった。樹液の出る仕組みがボクトウガの幼虫によるものだというのは初めて知った。2016/09/01

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