机の下のウサキチ

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机の下のウサキチ

  • 岡田 淳【作】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 偕成社(2024/05発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784036102105
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

ずっと、まっていたんだよ

ここはきみの国、いっしょに冒険にでかけよう



大雨の日、ひとりでるすばんをしていた小学生の一平。

おじいちゃんの書斎の、古い机の下にもぐりこむと

いつのまにか、ふしぎな野原にまよいこんでいた。

そこでであった大きなウサギ、ウサキチは一平をキョチとよび、

キョチをずっとまっていたこと、そしてそこはキョチの国だという。

ふたりは、ウサキチがなくした、はねる力をとりもどすため、さいはて山へ旅に出る。

?

心はずむ岡田淳の冒険ファンタジー。


::::::::::::::::::::::::
「おそかったじゃないか。」
と、ウサギは、したしいともだちに不平をいうようにいった。
「おそかった……?」
ぼくは、おずおずとたずねた。
「いつまでまたせれば気がすむんだろって思っていたよ。」
「あのう、いつからまっていたの?」
「ずうっと、だよ。ずうっと。」
「ええっと、きみは、だれ?」
ウサギはもういちど目をまるくした。
「ウサキチじゃないか。きみがなまえをつけてくれたんだよ。わすれちゃったのか、キョチ。」

(本文より)
::::::::::::::::::::::::

内容説明

ひとりでるすばんをしていた小学生の一平。おじいちゃんの書斎の、古い机の下にもぐりこむといつのまにか、ふしぎな野原にまよいこんでいた。そこでであった大きなウサギ、ウサキチは一平をキョチとよび、キョチをずっとまっていたこと、そしてそこはキョチの国だという。ふたりは、ウサキチがなくした、はねる力をとりもどすため、さいはて山へ旅に出る。心はずむ岡田淳の冒険ファンタジー。

著者等紹介

岡田淳[オカダジュン]
1947年、兵庫県に生まれる。神戸大学教育学部美術科卒業。図工専任講師として小学校に38年間勤務。その間に『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』でデビューし、斬新なファンタジーの手法で独自の世界を描く。『放課後の時間割』(日本児童文学者協会新人賞)『学校ウサギをつかまえろ』(同協会賞)『雨やどりはすべり台の下で』(サンケイ児童出版文化賞)『扉のむこうの物語』(赤い鳥文学賞)「こそあどの森」シリーズ(野間児童文芸賞)『願いのかなうまがり角』(産経児童出版文化賞フジテレビ賞)『こそあどの森のおとなたちが子どもだったころ』(産経児童出版文化賞大賞)、巌谷小波文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がらくたどん

55
ご感想に惹かれて!「机の下の不思議な場所」というと思い出すのは「消しゴムころりん」本書はヤモリじゃなくてデブチンうさぎで、しかももうちょい大冒険♪おじいちゃん宅で留守番中の小4一平君が突然の雷に驚いておじいちゃんの書斎の古机の下に潜り込むと。迷い込んだ野原に居たのは跳ねる力を失くした食いしん坊うさぎのウサキチ。ウサキチの力を取り戻すための冒険が始まるよ!目次の後の見開きページの岡田さん作画の「書斎図」と続く第一章「おじいちゃんの書斎」の仕込みの相変わらずの完璧さが嬉しい。初めて読む長いお話にも良いかもね♪2024/08/28

ぶんこ

37
祖父の家で一人で留守番していた一平。雷に驚き、ランタンを持って祖父の机の下に潜りこみます。机の下!秘密基地みたいでステキ。しかもランタンがある!目の前の木目を見ているうちに不思議の国に入り込んでいました。そこにはふわふわの大きなうさぎのウサキチ。一平を、ずっと待っていた「キョチ」と間違えるが、一緒にウサキチの跳ねる力を取り戻すために冒険の旅へ。魔女のミュータンやネズミのチュータ、ドラゴン、さけび猫、山賊との遭遇では金平糖が万能の力を発揮。苦難を乗り越えます。ウサキチのほんわか感に癒されました。2024/09/26

k sato

28
お留守番の間に10日間の冒険!小学生の一平が見つけたのはおじいちゃんの机の下にある異世界へのトンネルでした。そこには、一平をキョチと馴れ馴れしく呼ぶ大きくてふわふわのウサギのウサキチが待っていたのです。そして一平はウサキチの跳躍力を取り戻すべく、最果ての山に行くことを決心したのです。意気揚々と出かけるも前途多難。児童の冒険ファンタジーとしては王道のストーリー展開でした。山賊とは頭脳で応戦。小学生にしては推理力に長けている一平。最後まで読者をモヤモヤさせたのは「チョキ」の存在。はたしてキョチとはだれか?2024/07/12

遠い日

7
机の下は不思議の国への入り口。お留守番の退屈を吹き飛ばすファンタジーの世界に通じていました。ボタンを掛け違えたみたいに、ちょっとギクシャクとした会話がウサキチとぼくの間で交わされながら、だんだんウサキチの世界に読み手もなじんでいく。コンペイトウのいろんな効き目が最高で、チュータとドラゴンの個性も光り、飛び込んでしまった冒険の行方にハラハラしながら魔法の時間を楽しむ。とにかく物語の吸引力が心地よかった。一平なのに「キョチ」と呼ばれる謎も膝を打つ心地よさで解ける。くるりと繋がったおもしろさに大満足です。2024/05/18

Rabbit Teacher

6
長い本だなーと思いながら読んでたけれどウサきちと一平の冒険はあっという間だった。ドラゴンがこのあとどうなるのか気になる。果たして一平はキョチみたいに二度と戻ってこないのかな?金平糖が盗賊以外誰でもに聞くから宝物みたいなもの。だけど金平糖がいつ無くなっちゃうかがドキドキした。おばあちゃんが金平糖をいっぱいくれて良かったと思った。僕もウサキチみたいな心が優しフカフカのウサギと友達になりたい。あとウサウサキチのソリにも乗ってみたい!2024/07/06

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