内容説明
「むちうち、20回!」お城のわんぱく王子がいたずらをすると、身がわりの少年がよばれ、むちの罰を受けます。王子はそれを見ても平気の平左。ある夜、この2人は城をぬけ出し、冒険の旅に出ます。大どろぼうに追われながら、クマ使いの少女やポテト売りに出あい…スリルいっぱいの冒険を通して、王子と少年は勇気や友情のすばらしさを体得していきます。面白さばつぐんのニューベリー賞受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まーちゃん
3
この本はあくたれ王子と 身代わりの人と 大泥棒が出てくる本です でもこの2人はお城を抜け出してしまいました 王子は勉強が出来なく困ってしまいました 町では困ったことがたくさんありました けれど 何とか大変なことを乗り越え お城に戻り幸せに暮らした という本です 面白いのでぜひ 読んでみてください 2012/12/07
あおい
3
最初は本物の王子であるあくたれ王子がホントにやなやつすぎてどうしようかと思いましたが、身代わり王子との友情がほほえましかったです。後味のいいおはなし!2011/07/07
ささ
2
何度も読み返している本。痛快で読んだ後に元気になれる本です。悪役である泥棒たちもどこか抜けていて憎めないんですよ。安心して読める優しい物語で大好きです。主人公はわがままな王子の代わりに鞭打ちの罰を受ける身がわり少年。昔は本当にこんなひどいことが行われていたんですかね。 続き https://kodomonohonnnomori.hatenablog.com/entry/2018/12/17/0246322019/02/13
kambashig
2
波乱万丈の「王子と乞食」のような話。わがままな王子と、王子の罰を代わりに受ける少年。二人が城を抜け出して…。冒険物語の要素がバランスよく入っていて、スッキリ終わる。案外面白かった。2014/03/28
なみ
1
ニューベリー賞受賞作品 乞食と王子の冒険、友情話。悪たれ王子と知恵のある孤児、間抜けなどろぼうが面白い。原作は1986年作、1989年出版。少し描写にわかりにくいところがある。2015/02/25