内容説明
差別的表現を中心に全文を見直した新装版。
著者等紹介
川端康成[カワバタヤスナリ]
1899年大阪に生まれる。東京大学国文科卒。1961年に文化勲章、1968年にはノーベル文学賞を受賞。1972年没
野上彰[ノガミアキラ]
1908年徳島に生まれる。本名藤本登。京都大学法科中退。日本棋院、大地書房各編集局長のほか、火の会、雲の会、ペンクラブ、米国囲碁協会などにくわわり、詩、小説、翻訳、囲碁、麻雀、競馬とあらゆるジャンルに、奇才ぶりを発揮(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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北風
13
ときどきこうして童話を読みたくなる。なんの役にも立たないのよ。子供が読んで、本当にためになるのか正直わかんない(笑)。でも、魔法は心の栄養剤よ。イワンって本当にどこの童話集にも出てきますね。そして、三兄弟と三つの試練とそれをかわすためのアイテム。そのアイテムや知恵をさずけてくれるなにかは、なぜそんなものを持ってるのか、一切の説明なし。バリエーションの切り貼りを組み合わせを見つけるのがオトナの楽しみ。一瞬眠り姫の変型判かと思ったら、違う展開になってびっくりした。新しい発見。これもある意味醍醐味。2021/09/14
小瑠璃
7
神戸海文堂書店での買い納めとして購入。水色を選んだのは単純に、好きな色だからです。以来、寝る前に一話ずつ、ゆっくり読んでいました。こういうおとぎ話集って、一話は知ってる話が混じってることが多いですが、この本は私には目新しいお話ばかりでした。末っ子が得をしたり、お姫様を助けたり、オーソドックスな童話の世界に浸るのが、久しぶりで楽しかったです。2013/12/01
Miyonyan
0
小学生のころに図書館で借りて読んでました。みずいろ以外にもいろんないろの童話集があっって順番に読んでいたのを思い出します。 なぜかとくに「みずいろ」のタイトルを覚えていました。 当時読んでいた本は絶版になっているようですが、復刻版がでてるみたいですね。童心に帰ってもう一度読んでみようかしら?
篠静
0
読んだことない話は多くて、わくわくして読んだ。解説が阿川佐和子さんでびっくり。2011/11/23