出版社内容情報
太平洋戦争中,沖縄戦で散っていった女生徒隊の悲劇を,事実にもとづいて描く。 「戦争とはなにか」を読者に強く訴えかけています。 小学校中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
18
児童書。この間読んだ、サイパンの体験談の方が、同じ従軍看護婦でも生々しかったし、白旗の少女の方が、もっと逃げまどう感がありました。そういう意味では、ちょっと残念。小説風にした弊害?本人の体験談をまとめた訳じゃなさそうだし。だけど、戦争について考えるきっかけになるとは思います。2013/12/06
かめちゃん
1
沖縄旅行前の勉強第2弾。こちらもひめゆり学徒隊についてですが、著者が体験したものではないので物語風に書かれてあります。児童書のコーナーから借りてきたので、ひらがな・ふりがながついていて小3の娘でも読めそうです。だからと言って表現が柔らかいわけでもないので、子供にも充分戦争の悲惨さが理解できます。ガス弾を投げ込まれた時の生きることが苦しいという表現が、とても胸に刺さりました。当時の日本軍の理不尽な思想と、沖縄の悲劇・・もっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。娘もいつか読んで欲しい1冊です。2016/07/19
particle
0
小一時間でさらっと読んだだけなのに、読み終わったあとはなんだか色々とこみ上げてくる。やっぱりこういう話は時々読まないといけないなあ。2011/03/02