出版社内容情報
百姓の子ども彦一が,あっといわせるとんちで殿様や村人たちを助けたりこらしめたりします。 「名人のこころがけ」など47話収録。 小学校中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田中寛一
11
上下巻で九十九話。中には2話で完結するというのもありました。彦一は本当に、いろいろなことに、とんちを働かせるのが素晴らしい。それぞれどの話も、困っている人を助ける話なのもいい。自分のためではなく人々のためにその知恵が使われている。殿様、奉行、役人をはじめ、同じ農民や商人のためにもその知恵が使われる。個人が助かるだけでなく、村全体が救われたりしている。69話「小鳥と野ねずみたいじ」は、旅で島津藩に行っているとき、小鳥と野ねずみを退治するのに、隣国の日向国も同時に助ける知恵を発揮するなど、今の政治家も学んで!2024/06/15
nagisa-shiosai1986
0
40年ぶりにこの本と再開。「◯□ー-(まるかくずうず)」やカラスのお話しなどは覚えてる!懐かしいなぁ…。2012/04/06
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