内容説明
知的で心躍る出会いがある、一般公開された大学博物館へ行ってみよう。江戸川乱歩邸のある大学から、蒸気機関車がキャンパスを走る大学まで。誰でも気軽に行けるのに意外と知られていない大学のもつ博物館、美術館、水族館、資料館を110件紹介。
目次
理系(JPタワー学術文化総合ミュージアムインターメディアテク;日本大学生物資源科学部博物館 骨の博物館;東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム;東京農業大学「食と農」の博物館;日本工業大学工業技術博物館 ほか)
文系(國學院大學博物館;女子美アートミュージアム;女子美ガレリアニケ;女子美術大学歴史資料室;玉川大学教育博物館 ほか)
著者等紹介
大坪覚[オオツボサトル]
1967年富山県生まれ。龍谷大学文学部史学科国史学専攻、文化学院創造表現科を卒業。2009年に『TOKYO大学博物館ガイド』を刊行して以来大学博物館ファンとして、大学博物館関連の発信を続けている。2009年4月から2018年3月まで文化学院の文芸コースにて講師を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Tatsuhito Matsuzaki
13
表題の通り、東京都内にある大学及び大学等にゆかりのある110の美術館&博物館を紹介した一冊。 美術系、音楽系、工業系、医薬系...etc.それぞれの特徴ある展示が、多くの施設で無料で見られるというまさに一見の価値ありな場所ですね。 #東大インターメディアテク #日大骨の博物館 #東農大食と農の博物館 #東工大博物館 #都立大牧野標本館 #立教大旧江戸川乱歩邸 #明大博物館 #早大村上春樹ライブラリー #東京藝大美術館 #慶應義塾史展示館 #今日の一冊 2023/10/22
まなか
12
大学博物館の大きな魅力は(ほぼ)「無料」であること。大学は自身の博物館や歴史館を持っているところが多いと聞いたことがあるけれど、ここまですごいとは!交通費は二千円ぐらいだし、いつか一日東京のこういった博物館をはしごしてみたい!!2023/11/05
けいこ
10
無料か数百円で入場出来る大学博物館が紹介されています。東京駅の近くにあるインターメディアテクとか行ってみたいです。2023/07/02
やま
7
東京都内の大学関連の博物館。興味津々で行ってみたい場所だらけですが、東京へ行くのがまず遠い。大学の博物館、日曜休みのところもあるのが難関。一つ一つ回っても何年かかることやら。2024/07/18
m
5
今、大学博物館が熱い。混雑とは無縁で入場料は無料もしくは廉価なところが多く、何より大学のキャンパスに入れるワクワク感がある。大混雑の展覧会に辟易している身としてはもってこいの場所かもしれない。民俗学者の宮本常一は武蔵美大の教授だったとか、星新一の父は星薬科大学創設者の星一だとか、本書で初めて知った。早稲田の村上春樹ライブラリーと演劇博物館は絶対行きたい。早く涼しくならないかなぁ。2024/08/01