出版社内容情報
身近な伝統芸能の知られていない世界を、現場での取材をもとに紹介。やさしい解説とわかりやすい図版で落語の世界がひろがる。
大友浩[オオトモヒロシ]
内容説明
落語や寄席芸をテレビで見たり、実際に見に行ったことのある人も多いのではないでしょうか。落語は江戸時代に生まれ、明治時代にかけてさかんになりました。そして今でも発展しつつある現在進行形の芸能なのです。日本の伝統芸能が楽しく見られる基礎知識と舞台の裏ではたらく人たちの仕事ぶりを、わかりやすく解説したシリーズです。小学校中学年から。
目次
基礎知識編(落語ってどういうものかな?;落語早わかり;上方落語ってどういうものかな? ほか)
支える人たち編(寄席―日常をわすれて楽しむ笑いの場;寄席囃子―三味線と唄で高座を盛りあげる;寄席文字―「大入り満員」をねがう縁起文字)
資料編(落語を楽しもう;落語を楽しめる主な場所;主な落語家の団体/主な寄席芸の団体/伝統芸能が調べられる場所 ほか)
著者等紹介
大友浩[オオトモヒロシ]
1958年、東京生まれ。演芸研究家、文筆家。落語専門レーベル「ワザオギ」プロデューサー。文化庁芸術祭審査委員。USEN『うきうき落語会』ナビゲーターも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
8
6年国語「『鳥獣戯画』を読む」、日本の伝統文化提供資料。2020/10/02
piro5
1
文字通りの舞台裏が見れるので、このシリーズはお気に入り。2019/04/28
kaz
0
マンガによる解説も多く、概ね小学生向きだが、説明内容は小学生には少し難しいかも。いずれにせよ、初心者向けであることに変わりはないが、それにしては値段が高い。 2017/04/23
のん@絵本童話専門
0
長男が落語を聞きに行ったので読みましたが、先に読みたかった〜な一冊です。子ども向けに書かれた落語についての本、本当にわかりやすく落語の世界について説明されています。小道具やしぐさの説明、落語の合間の寄席芸の楽しさ、裏側まで見せてくれて、聞きに行きたい気持ちになりました!おやこ寄席なるものもあるのだそうで、次男を連れて行ってみたいです。東京子ども図書館推薦2023/05/26