出版社内容情報
能楽師の芸とともに、その世界を形づくる宮大工、能面、装束、扇、楽器などを紹介する。肩の力をぬいて読める初心者むけに最適の本。
中村雅之[ナカムラマサユキ]
内容説明
能と狂言をあわせて「能楽」といいます。能楽は、およそ七〇〇年もの長きにわたって演じられてきた芸能です。「むずかしい」というイメージをもたれがちですが、実は大人だけでなく小学生にも楽しめる作品があるのです。日本の伝統芸能が楽しく見られる基礎知識と舞台の裏ではたらく人たちの仕事ぶりを、わかりやすく解説したシリーズです。小学校中学年から。
目次
基礎知識編(能ってどういうものかな?;能楽堂に入ってみよう;能を演じる人たち ほか)
支える人たち編(能面―演者の姿を心に描きながら面を打つ;装束―江戸時代の装束を現代によみがえらせる;扇―手の延長のような血の通った扇づくり ほか)
資料編(狂言を楽しもう;伝統芸能が調べられる場所/伝統芸能が調べられる本;全国にある能舞台と能楽堂 ほか)
著者等紹介
中村雅之[ナカムラマサユキ]
1959年、北海道生まれ。横浜能楽堂館長。横浜市芸術文化振興財団理事、明治大学大学院兼任講師、東京芸術文化評議会専門委員、「にっぽん文楽」総合プロデューサーなどを兼ねる。横浜能楽堂の開館以来、能・琉球芸能を中心に、文楽、邦楽、声明、雅楽、民俗芸能などの日本の古典芸能を核として幅広くプロデュースを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Yoshihiro Yamamoto
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