出版社内容情報
幼い頃から並はずれた才能を示した、18世紀のウィーン古典派を代表するオーストリアの天才作曲家、モーツァルトの生涯を描いた伝記。 小学校高学年から
目次
第１章 ザルツブルクの神童
第２章 成功に向けての旅
第３章 パリ、そしてロンドンへ
第４章 オペラへの挑戦
第５章 大司教との対立
第６章 母の死
第７章 自由を求めて
第８章 『フィガロ』と『ドン・ジョバンニ』
第９章 過去の栄光
第１０章 『魔笛』
第１１章 『レクイエム』
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんこ
1
テレビやラジオもない1700年代、音楽家が生きていくには、ヨーロッパ各地に足を運び、権力者の前で演奏して認められる必要がありました。王や貴族、伝染病、革命運動など今では想像できない時代。特に音楽面では、録音技術がなく生演奏以外に音楽を聞けないなんてどんな感じだったんでしょう。1回1回の演奏が貴重だったと想像します。そんな時代に彼の演奏を聞いてみたかった…！モーツァルトの生い立ちを知りたくて読みましたが、それだけでなく時代背景も分かってとても面白かったです。このシリーズで別の音楽家の本も読みたい…！2020/10/16
kao
1
★4.0 イラストが大変美しく、当時の宮廷文化を十分にイメージングできる。神童の生涯を簡潔ながらも余すところなく描いていて、とても軽快に読める。2018/12/03
