伝記世界を変えた人々
ダーウィン―生物は、自然選択によって進化してきたという進化論をとなえ、世界観を変えた博物学者

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  • サイズ A5判/ページ数 182p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784035421306
  • NDC分類 K289
  • Cコード C8323

出版社内容情報

“種の起源”を著わし、あらゆる生物は自然選択によって進化してきたという進化論を打ち出した博物学者の生涯を描く。   小学校高学年から

内容説明

チャールズ・ダーウィンは、軍艦ビーグル号に乗って、5年間にわたり世界を一周したあとで、19世紀の社会を根本からゆりうごかす理論をあみだします。彼は『種の起源』という本のなかで、人間もふくめ、あらゆる生き物は自然選択(自然淘汰)によって進化してきたものだ、とのべたのです。「人間は神の手によって、神の姿に似せてつくられた」と信じていた当時の教会や人々は、この考え方に大きなショックをうけ、はげしい議論がくりかえされました。しかし、時がたつにつれ、科学者たちはダーウィンの説に賛成するようになり、今日では、その説をもとにさまざまな研究が花開いているのです。

目次

おそすぎた
黒い大地
新しい種ができるまで
生きのびるための戦い
むかしの友だち
そんなことはできない
世界を変えた本
ハトと化石とウシ
偉大な創造主がつくったのだろうか?
革命をおこす力を持つ本
「おまえは、おまえ自身の恥だ」
どんな職業につくか〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のん@絵本童話専門

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ダーウィンの生涯と研究の経過をわかりやすい文章で説明した伝記。ピーター・シス『生命の樹』と併せて読むと情報が補完されるが、描かれている人物像には結構違いがあるように感じた。どちらか一冊をということであれば、はるかにこちらの方が読んで理解しやすい。ダーウィンの進化論より前、1800年代からラマルクやダーウィンの祖父などが創造説を疑っていたと知る。進化論者はダーウィンが初ではなかったのか。またマルサスの『人口論』も全く別の学問ながら進化論に影響を与えたことを知った。2024/04/07

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