出版社内容情報
探検家スコット大佐の息子で、WWF(世界自然保護基金)を創設した、ピーター・スコットの生涯を描く。 小学校高学年から
内容説明
ピーター・スコットは、イギリスの探検家スコット大佐の息子として生まれました。ピーターは、幼いときから自然を愛する心と絵の才能にめぐまれ、鳥を観察し、鳥の絵を描くための旅行をしているうちに、さまざまな動植物が、絶滅の危機にさらされていることを知ったのです。その後、自然保護運動に取り組みはじめ、ついに世界で最も大きな自然保護団体・WWF(世界自然保護基金)を創立しました。ピーター・スコットは、現在の“自然保護運動の父”として、世界中の絶滅しかかっている動植物に人々の目を向けさせ、多くの生物を救ったのです。
目次
「おそろしいところ」
世界をうごかした博物学者
有名な父の息子として
トカゲ、毛虫、ガン
さまざまな生物がいることのすばらしさ
新しい学校
ケンブリッジ大学
鳥打ち
画家としての成功
狩猟―変化のはじまり
灯台に住む
活動のとき
戦争
艦長として
スリムブリッジの魔法
野生水鳥トラスト
真実の瞬間
しあわせ
理想と成果
鳥たちを絶滅からすくう
国際的な活動
ノア氏とノア夫人
白鳥の湖
つらい調査
スリムブリッジでの教育
未来を見つめる
グライダーとヨットのチャンピオン
新しい世界
サンゴ礁
ピーター、テレビ番組を持つ
地球全体の問題とその解決
レッド・データ・ブック
世界野生生物基金のはじまり
自然保護の理念
WWFの初期の活動
特別な経験
極地へ
活動の日々
〈トラ作戦〉
サー・ピーター
WWF、発展する
クジラをすくう
受賞
クジラのためのよびかけ
国々が力をあわせて
しあわせな日々