出版社内容情報
世界のもっとも貧しい人々をたすけた“神の愛の宣教者会”のマザー・テレサの人道的活動をいきいきと描いた感動的記録。 小学校高学年から
内容説明
1948年、37歳のマザー・テレサは、インドのカルカッタのスラム街に出て、人間社会のどん底で生活する人々のなかに入っていた。自分は、愛の心に動かされて活動するのだという強い信念だけをたよりに、たったひとりで、無一文から活動を始めたマザー・テレサ。彼女のつくった修道会“神の愛の宣教者会”は、急速に成長し、現在、70か国以上に広がって活躍している。この本は、マザー・テレサとシスター(修道女)たちが、貧しい人々にまじって、どのように活動しているか―現代のもっとも人道的な行為を伝える。
目次
ノーベル平和賞の授賞式
ごく平凡な女の子
アグネス、修道女になる
ささやかな生き方
激動の時代
インスピレーションがわいた日
待ちつづける日々
ロレット修道院をはなれて
修道院の囲いの外
病院のシスターたちからのアドバイス
カルカッタへもどって
新しい仕事、はじまる
シスター・テレサの新しい住まい
スラムにとびだしてまもないころ
最初の協力者
貧しさとたたかう5人の仲間
すばらしいミスター・ゴメス
ルールを作ることと破ること
仕事と息ぬき
組織がしだいにふくらんで
修道会としてみとめられる日
シスター・テレサから〈マザー・テレサ〉へ
イラスム教徒から提供されたマザーハウス
望まず、むだにせず
〈孤児の家〉のあわただしい一日
特別な愛
愛情あふれるエピソード
シアルダー駅のいたましい光景
路上で暮らす浮浪者のむれ
〈死を待つ人の家〉
ヒンズー教徒による迫害
陽気なチャルバーラ
特殊な病院
〈神の愛の宣教者会〉のシスターになること
シスターの所持品
〈マザーハウス〉の一日
愛の贈り物
〈神の愛のブラザー宣教者会〉
たゆみない努力
ローマのバラック小屋
孤独な世界
貧しい人のなかで、もっとも貧しい人たち
新しい奉仕活動
マザー・テレサ、行動をおこす
チタガールの新しい療養所
ハンセン病患者に理解と思いやりを
ひとりの女性、ひとつの世界
感想・レビュー
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estarriol
けいこ
Eiichi