不思議を売る男

個数:

不思議を売る男

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 12時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 333p
  • 商品コード 9784035404200
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

出版社内容情報

アンティークショップを手伝うことになった謎の男MMCは、店のがらくたを次々に売りさばいていく。11編のオムニバスファンタジー。   小学校高学年から

内容説明

エイルサが図書館で出会ったその男は翌日から、エイルサの母親の古道具店ではたらくことになった。はじめは不審に思っていたエイルサ親子も、その男の商売のうまさに魅せられていく。というもの、男は、まことしやかにそれぞれの古道具の由来を客に語ってきかせ、客をその品物に夢中にさせるのだ。エイルサ親子も、客同様、その謎の男の話にひきこまれていく…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

118
佐竹美保さんが挿絵を書いているので読みました。 物語の不思議さが,挿絵で印象を豊富にしてくれるので楽しく読み進むことができました。 どんな仕事でも,その仕事を楽しくする方法があるのだということを知りました。2010/12/20

Rosemary*

43
エイルサが図書館で出会った本の国から来たという謎の男、MMC。ひょんなことからエイルサの家の古道具店で働くことに。言葉の魔術師の如く巧みな話術でお客様に骨董の由来を紡ぎだし財布の紐を緩めさせる。そんな骨董にまつわるウイットに富んだ珠玉の短編が11編。それらが最後に上手くまとまりラストの仕掛けに繋がります。佐竹美保さんの挿絵も素晴らしいです。2014/06/13

あたびー

40
潰れそうな骨董店を営む未亡人のママの元にエイルサが連れてきたのは、図書館で出会った不思議な男MCC。年齢不詳の彼は給料はいらないと言ってママの店で働き始めるけど、寝転んで本を読んでいるだけ。でも商品に興味のありそうなお客が現れると、俄然それにまつわる不思議な物語を始めてお客を夢中にさせてしまうのです!結末にはちょっと驚いたし物悲しい。でもきっと…と思える余地が残されています。2023/11/09

nanasi

32
読了。記録忘れ。2014/09/01

hamham

30
謎の男の話とその男が語る11の物語の二重構造の本。物語りの面白さと謎に引っ張られて後一話、後一話と読み終ってしまった。一番すきなのは「テーブル<大食漢の話>」かな。詩の話で「牛肉は戦場さながらに血をしたたらせ 豚肉は雪の白さを黄金の皮でつつむ」「油で光るあばら肉とカツレツは濃いソースにたっぷりひたし 子牛のスライスと小ガモは串刺し 一皿終わればまた一皿 無限に続く 喜びの食卓」とグロテスクな食卓なのだけれど、不思議と食欲をそそるのです…。日焼けしてない肌、分厚いめがね、自由に動かない脚。不思議を売る男。2014/09/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/498550
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。